酸性
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先週、母がいろいろと送ってくれました。
いつもこの時期、食べ物やらなにやら送ってくれるんです。渡米したての頃はそれこそいろいろな食べ物を沢山送ってもらっていました。今は日本食も大分安くなったので、送らなくていいよと言うのですが、それでも乾物類なんかを送ってくれます。
今まで飲んだ緑茶の中で一番美味しいと思う八女茶まで送ってくれました。緑茶大好きの私ですが、私しか飲まないんだし(夫はどちらかというとほうじ茶が好き)、どうせお客さんも来ないし勿体ないよと言ったのですが「あんたが飲めばいいでしょ」と送ってくれたのです。いやぁ、親とはありがたいものですね。
母からの荷物をあけて、中身を見ている時…これほど楽しくて、辛い時はないです。嬉しいけど涙がでちゃいますね…。ありがとう…親不孝者でごめんって思います。
こんなに親は優しいのに、何だ私の今の生活は!なんて自分に腹が立ってくるのですが。でも自分の幼い頃を冷静に思い出してみると、貧乏だし、兄は反抗期で、父はいつも不機嫌…。なんだ昔からそういう生活かーなんて思って変にホッとしちゃったりなんかして。
荷物の中に写真と絵葉書が入っていました。絵葉書は雪舟のもの。雪舟展に行ったとそういえば言ってたなぁ。写真では父と母が真っ赤なお花と一緒に笑ってました。
封筒に母が一言書いてました。
「写真は港の見える丘公園で撮りました。美男美女より」
…プッ。
このバカるさ(バカさと明るさをあわせてみました)がうちの家族にはいつもあったね、私もバカるくいくぞーーーーー!と泣き笑いしました。
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