酸性
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2002年05月16日(木) |
ひとり熱いアフターファイブな日 |
親知らずに伴う頭痛。冗談にも出来ないほど痛いです。割れそうだぁ。
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夫の英語の授業でセールスマンの死(Death of a Salesman)がテキストに使われていて、面倒くさいから映画で見るという事で夫に頼まれ昨日は東西奔走しました。
まずダウンタウンにあるロサンゼルス図書館に行ってきました。 結局ビデオはなかったのですが、ひとまねこざる(Curious George)生誕60周年ということで原画展が開催されていたのです。もぉ!超かわいぃぃぃぃ♪♪♪さすがに原画は細かいところまで描かれているのがよおく分かって、動物達の動きもイキイキしております。とくにジョージの可愛さといったら!お尻や腕のモリモリ具合がほんっとにキュートで絵から取り出してギューっと抱きしめたかったです。7月中旬までやってるみたいなんで、興味のある方行ってみてくださいな。
で、ビデオ。ブロックバスターにも無かったので、近所のビデオ屋に行きました。その名も
「欲望という名のビデオストア」(Video Store Named Desire)
こんな店名をつけてるくらいだから、ぜぇったいにあるだろうと踏んでいたのです(だったら最初からここに行けって話ですが)。実はここに入るのは初めて。ドキドキしながら店内へ。
すげーっす、ここ。狭いビデオ山積み。ありましたありました、セールスマンの死。欲望という名の電車(a Streeetcar Named Desire)もありました、やっぱり。
こんなビデオ屋ならあるに違いない…!
ドラマのコーナーにはありませんでしたが、カルトコーナーにありましたよ。我が愛しの「ストレンジャーザンパラダイス」(Stranger than Paradise)。
あぁなんか心臓がバクバクしてしまった。このビデオがあるとはね、感激ひとしお…。忘れもしない高校1年の冬、マラソン大会が終わって友達と見に行った映画。それまでジャッキーチェンに狂っていた私を根底から揺さぶった映画。それからというもの、今だから言えるけどこっそり一人でヴィムベンダースの映画を見に行ったりする高校生になってしまった記念すべき映画。10代の出会いって大きいなぁ思うね。私の映画人生(大げさな…映画という切り口での人生っつーことだな)の原点だす。今でもジムジャームッシュが一番だす。その位大きい事言っちゃいます、ワタシ。
んなワケでこっちも借りちゃいました。「巻き戻さなかったら50¢」とか、「サービスしません」みたいな張り紙がベタベタはってあって、怖いビデオ屋だなぁ〜と思っていたら店員さんは気さくでイイ人でした。2本で2ドル14セント。しかも6泊。すごく安くないか???また来よう!「トミー」も「トラック29」もあったよ。「ディーバ」あるかなぁ。わくわく。ちなみにモーニング娘のビデオとか、ビューティフルライフとかもありましたよん。ビューティフルライフは中国語っぽかった気がするなぁ。
にしても昔は映画見に言ってたなぁ…。それこそ映画の為に東西奔走してたよ。今なんかジムジャームッシュもヴィムベンダースも、二人の最近の映画何だか分かってないくらい落ちぶれてしまったよ、はぁ〜あ。映画見ない時…なんだね、今は。ロスの太陽がそうさせるんだよね…うん。あと、ロスの不便さが加速させてるね、まったく。
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