酸性
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2002年02月07日(木) |
素晴らしき映画館/ぶっ飛び中華料理店 |
今日のLAタイムスのカレンダーっていう向う一週間のイベント情報誌… 「ぴあ」みたいなもののの表紙に私が「見なきゃアカン!」と思ったまま 見てない「Run Lora Run」とかタイのニューハーフバレーチームの コメディ(タイトル忘れ)とかの写真が出ているのでおっ?と思ってみると、 ご近所の映画館「Nu Art」についての記事が出ているじゃあないですか!!!!!
Nu Art…絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対ここの映画館の事は紹介しなきゃなー って思ってたのです、もうグリフィスパークなんかより優先順位高かった!失敗。
この映画館に関しては写真付きで紹介したいと思ってます(思ってるだけですけど)。 簡単に言うと、超マニアックっていうか…古着屋で例えるとボロキレとしかいいようのない 服からヴィンテージまで扱ってるというか…。 ここは2ヶ月位のサイクルで上映スケジュールが映画館の前にどさっと置いてあるのですが、 私が渡米して最初に手にしたスケジュールには、「幻の光」「時計仕掛けのオレンジ」 「ブリキの太鼓」等等。近所にこんな映画館が!ってすっごく嬉しかったのでした。
ここは平均1週間のサイクルで上映する映画が変わってしまうのが難点といえば難点。 適当に見に行ったら、どっかの大学教授が撮影した女ロックバンドのドキュメントとかいう日で、 はっきり言ってこの映画は古着のボロキレの方で、15分ほどで出てしまったという事も ありましたが、賛否両論あった「ブレアウィッチプロジェクト」をアメリカで一番初めに 上映したのもここですし、無名だったデイヴィッドリンチを発掘したのもこの映画館なのです。
館内もかなり怪しげで、サイケにペイントされたギリシャ彫刻が置いてあったり、 ヨガをやってる人達がいたり(20人くらいでやってた。何故映画館で…?) 売店も、こっちの映画館で定番のポップコーンの他に見たこともない オーガニックチョコとか売ってたりします。 あと、映画館の隣にPalm Reading…手相売らない屋があって、 おばさんが手招きしてます…。
あとここは、毎週土曜日の夜、ロッキーホラーショーを上映しています。 毎週だよ、毎週!毎週米とかばら撒いてるんでしょうかねぇ。確かに土曜の夜の 客層は怪しげなんだけど。
車社会のLAなので、ついつい駐車場付きシネコンプレックスに行きがちですが、 このNu Art、歩いて4〜5分の所にあって本当に良かった!と涙ながらに思う私。
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ふぅ〜、すっかり熱くなってしまった今回の日記。 これ書いてて思ったけど、最近LAの生活で驚くことが少なくなって来た。 イカン!渡米当初は見るものすべてにビックリしてたのに。 ってことでサイト縮小したばかりのクセにビックリなLAを写真で紹介したい って強く思う次第です(思ってるだけですけど)。 早速今度、看板見るなりブッ飛んだ近所の中華料理店の写真を撮ってまいります。
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