酸性

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2001年12月16日(日) X’マスパーティー#2

今日は仕事先の人達とのX'マスパーティーがありました。
行く前から憂鬱で憂鬱で、憂鬱すぎて、日記も書けない日々でした。

駐在員夫婦4組プラス現地採用の私が一人というシチュエーションの
パーティーで、完全に私一人が孤立状態。
っていうか、私の方でも打ち解けようとしてないんだけどね。

だってねー

窓からカタリナ島と海と夕焼けの見える超高級住宅地の高台の、
夫婦それぞれの部屋が持てるような家に住んで、
「アメリカに来てこんな狭い家に住むとは思わなかった」
って言われてもねぇ…。

駐在員の奥様方はビザの関係で仕事出来ないっていうのもあって、
毎日カルチャー教室にいそしんでる状況で、
「食器洗い機ないと、不便よねー。皿なんかまともに
洗ってたら大変よ。普通は持ってるでしょ」
って言われてもねぇ…。(うちには無い)

おキャラ婦人が上司1宅のランプを見て、
「あ、うちと同じ!いい趣味ですねー!!
安いのあるでしょー。あれ良くないですよねー。あんなの
本当に安っぽいですよね」
って言われてもねぇ…。
(うち、その安っぽいランプなんですけど。私の友達の家も
ほとんどそうです。備品扱いで1セントもお金だしてないんだから、
1個300ドルもするランプ2つも3つも買えるわよ、あんたら)

「今度奥様方で集まって、お食事しましょう♪
ビバリーヒルズのちょっとお洒落なレストランで
ランチしましょうよ。キャピ♪」
って言われてもねェ…。
(「奥様方」の中に、当然私は入ってない。そういう話を
私の前でしないで欲しい。私はどういう顔すればいいのさ)

そんな会話が、延々と繰り返される
「うちここ行った、あそこ行った、よかった。うちはね、うちはね」
みたいな旅行自慢話の中に散りばめれてるのよ。
それが4時間も続いたのよ…。

なので、私ほとんど、会話に口は挟まず、ただ
「へぇ〜、ほぉ〜、ふぅ〜ん」とうなづいてる姿勢を
貫き通していました。
「いやぁ、私はですねー」なんて、
私の話をこの人たちにしようなんて、さらさら思わないし、
「○○さんは?」
って聞かれることはまずなかったし。皆自分の話をするので
精一杯なのよね。

そんなこんなで、家に着いた時、心底ホッとしたし
ダンナの顔が今日は天使に見えた…というのは嘘だけど(笑)
今日の出来事は反面教師、
「自分の価値基準が絶対ではない」
「話上手は聞き上手」
というコトを学ばせてもらったと思おう。私ってポジティブ。


        *************

実は昨日、クリスマスデコレーションを見てきました。
LAではパサデナという所とその近くのアルタデナという所が
力を入れてる事で有名です。
↓は、
通り1角の木がライトアップされていて、幻想の世界です。


みこちん |mailhomepagebbsセンリューゴージャン!

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