酸性

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2001年08月15日(水) エリック・サティ

クラシック音楽に関してはトーシローです。
音楽に詳しい方ではありませんが、とりわけクラシック音楽は
聴く機会を逃してきました。
クラシック音楽と言って浮かぶのは
ベートーベンの「運命」、ビバルディの「春」、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」
そして一番好きなのはショパンの「別れの曲」。
一番好きといっても4つの中から選んでるだけなんですけどね…。
(でも「別れの曲」は好きです!!本当に悲しくなるじゃぁないですか)

8月11日付けの羅府新報(ロサンゼルスの日本語新聞)に
エリック・サティについての記事が載っていました。
それを読んで是非聴いてみよう!と思いました。
以下は記事の抜粋です。記事中のエリック・サティの生い立ち等は省略してあります。

*   *   *

サティの作品で驚くのはその題名です。「犬のための本当にしまりのない前奏曲」
「気難しい気取り屋の三つの高雅なワルツ」、「干からびた胎児」、「貧者のミサ」などなど
書き上げればいくらでもあるのですが、一体真面目なのか、ふざけているのか分かりません。
また「喋りすぎる女」、「食欲をそそらぬコラール」、「筋肉ファンタジー」などは、それまでの
クラシックの作品ではありえなかったタイトルです。
サティの楽譜を見てみると、演奏上の注意として不思議な言葉が書かれているのも、
もう一つの大きな特徴です。一般的な用語としてはクレッシェンド(だんだん強く)
〈以下略〉などが基本なのですが、サティの場合は(あまり食べ過ぎないように)とか
(舌の上で)(生焼けではなく)(奥歯の先で)等等。
また曲の冒頭に「私はこの本をやさしい指でにこやかにめくることをお勧めします」
と書いたり、ある画廊で開かれた演奏会のプログラムに「歩きながら、飲んだりしゃべったり
して下さい」と記したり…。それまでの作曲家ではありえないことです。

*   *   *

なんだか聴きたくなってきますよね?


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