後ろでひそひそ言っていた。

2004年05月30日(日)

本日所用でバスに乗ったわけですが、初めて乗る路線で勝手が分からず、知らない地名がたくさん出てきてしまい、内心酷く狼狽しておったわけですが、そこはそれ、私も分別のある大人ですから、と平静を装ったまま車内アナウンスに耳をそばだてておったところ、軽やかなる女性の声で私の知っておる駅名が告げられ、おおこれは僥倖、と「私、降りますブザー」を高らかに鳴り響かせたところ、終点であった。
みなが私を見ているのであった。