例の骨盤運動のおかげで、
1日3回はトイレに通い詰めてマス。
あ、ちなみにキヌエのO脚も治ってきマシタ。
みんなで骨盤運動をしませう。
ハイ。観音デス☆
会社の周りに虫やら動物やらが頻繁に出没しているワケだが、
今日は一際大きな声で鳴き叫んでいるカラスが1羽おりマシタ。
カラスといえば思い出す。
アレはそう。
アタイが、とある店の食品館で働いていた時のコト。
その日、
いつものようにバイトのオバチャンを率いて品出しをしていると、
1羽のカラスが耳障りな声で鳴いていた。
しかし、
こう見えてアタイはカラス好きであったりする。
ついでに言うと、黒猫も好き。
黒猫とカラスは神様の使いだと信じ込んでいる。
なので、そのドチラかに出会えた日には、
絶対に何かイイコトが起こると思ってゴキゲンになる。
その日のアタイも例外ではなかった。
「うぉ―――っ!!!カラスだよぉぅっ!!!」
1人で大盛り上りさ。
鮮魚館のゴミを漁っているカラスを目の前にして、
ナゼかアタイはモーレツに感動していた。
すると、1人のオバチャンがこう言った。
「やだー、観音ちゃん。気持ち悪いじゃない。」
何を言うかコンチクショウ。
アタイは自分がカラス好きだというコトを必死にアピール。
そして気付いた時には、
カラスの鳴き真似を披露するハメになっていた。
カラスの鳴き声は『カー』じゃない。
微妙な音なので、文字にできないのが残念だ。(ぉぃ)
こう、舌を上に丸めてだね、
ソレを口ごと広げながら発声するのよ。
...ちゃんと説明できないのも残念だ。(ぉぃぉぃ)
オバチャンたちの期待を一身に背負い、
アタイはカラスに向かって鳴いた。
すると、
○×△※〜〜っ。
カラスが微妙な発音で答えてくれた。(ビックリ)
わーぉ。通じちゃったみたいゥ
「どうっすか〜♪似てたでやんしょ?」
アタイは快心の笑顔でオバチャンたちの方へ向き直り、
ソレと同時に、沢山の拍手と歓声を戴いた。
ノリのイイオバチャンばっかでヨカッタ。
しかし、それも束の間。
さっきまで笑っていたオバチャンたちの顔が、
どんどん青ざめてきた。
そして、
オバチャンの中でも1番大人しいと言われていた青ちゃんが、
「あ....っあ....ぁぁぁぁ。」
と、うめくような叫び声をあげた。
「どうしたんですか〜?」
気分も良く、ニコヤカに尋ねると、
オバチャンたちは一斉にアタイの後ろを指差した。
振り返ったアタイの目に映ったのは、
ゴミ置き場に群がる カラスの大群だった。
「どうして仲間を呼ぶのよ―――っ!!」
気味悪がって叫ぶオバチャンたち。
別に呼びたくて呼んだワケじゃないやぃ。
あの日以来、
カラスの鳴き真似はしていない。
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2002年10月10日(木) |
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