NINJA-TOOLS
  
☆☆ 観音デス♪ スッキリ毒を吐き出して明日もガンバルぞ♪(・∀・)9 ☆☆
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■ 真っ黒な神の使いのコト。 ■

例の骨盤運動のおかげで、

1日3回はトイレに通い詰めてマス。

あ、ちなみにキヌエのO脚も治ってきマシタ。

みんなで骨盤運動をしませう。






ハイ。観音デス☆





会社の周りに虫やら動物やらが頻繁に出没しているワケだが、

今日は一際大きな声で鳴き叫んでいるカラスが1羽おりマシタ。

カラスといえば思い出す。

アレはそう。

アタイが、とある店の食品館で働いていた時のコト。




その日、

いつものようにバイトのオバチャンを率いて品出しをしていると、

1羽のカラスが耳障りな声で鳴いていた。

しかし、

こう見えてアタイはカラス好きであったりする。

ついでに言うと、黒猫も好き。

黒猫とカラスは神様の使いだと信じ込んでいる。

なので、そのドチラかに出会えた日には、

絶対に何かイイコトが起こると思ってゴキゲンになる。

その日のアタイも例外ではなかった。




「うぉ―――っ!!!カラスだよぉぅっ!!!」

1人で大盛り上りさ。

鮮魚館のゴミを漁っているカラスを目の前にして、

ナゼかアタイはモーレツに感動していた。

すると、1人のオバチャンがこう言った。

「やだー、観音ちゃん。気持ち悪いじゃない。」

何を言うかコンチクショウ。

アタイは自分がカラス好きだというコトを必死にアピール。

そして気付いた時には、

カラスの鳴き真似を披露するハメになっていた。




カラスの鳴き声は『カー』じゃない。

微妙な音なので、文字にできないのが残念だ。(ぉぃ)

こう、舌を上に丸めてだね、

ソレを口ごと広げながら発声するのよ。

...ちゃんと説明できないのも残念だ。(ぉぃぉぃ)

オバチャンたちの期待を一身に背負い、

アタイはカラスに向かって鳴いた。









すると、









○×△※〜〜っ。









カラスが微妙な発音で答えてくれた。(ビックリ)

わーぉ。通じちゃったみたい

「どうっすか〜♪似てたでやんしょ?」

アタイは快心の笑顔でオバチャンたちの方へ向き直り、

ソレと同時に、沢山の拍手と歓声を戴いた。

ノリのイイオバチャンばっかでヨカッタ。




しかし、それも束の間。

さっきまで笑っていたオバチャンたちの顔が、

どんどん青ざめてきた。

そして、

オバチャンの中でも1番大人しいと言われていた青ちゃんが、

「あ....っあ....ぁぁぁぁ。」

と、うめくような叫び声をあげた。

「どうしたんですか〜?」

気分も良く、ニコヤカに尋ねると、

オバチャンたちは一斉にアタイの後ろを指差した。

振り返ったアタイの目に映ったのは、








ゴミ置き場に群がる
カラスの大群だった。










「どうして仲間を呼ぶのよ―――っ!!」









気味悪がって叫ぶオバチャンたち。

別に呼びたくて呼んだワケじゃないやぃ。

あの日以来、

カラスの鳴き真似はしていない。



2002年10月10日(木)


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抗議などは受け付けません。 / 観音。