武ニュースDiary


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2011年07月17日(日) これは?●女性セブン(ほんのちょっと)●「看電影」7月号のインタビュー●補足、もう1つ(姜文)

星美の覃宏氏が微博に書き込んでいた一行。

一現成劇本 愛情片 陳可辛導 金成武+湯維 〜〜〜 下週去跑部〜争取〜過

恋愛映画の脚本がある? ピーター監督と武とタン・ウェイ。
微博上では既にたくさんの期待の声が。

「等待」じゃないのか、あれはチャン・ツーイーじゃなかったかとか、
いろいろ声が出ていますが、
香港の映画編集者ホイさんが、「何、何、何!!!」 と聞いたのに対し、
覃さんは、君の知ってるあれだよ、と答えてる。
ホイさんは、「まだ脚本は見てないけど、かつてないほどいいと聞いてるよ」と応答。
また、順調に行きますように、とのある女優さんの声に、覃さん「きっと行くよ」と。

「金武」と」ありますが、覃さん、すぐ「2文字打ち間違えた、恥ずかしい」とつぶやいているので、
間違い1つは多分これ、もう1つはどこかな?




女性セブン   19:00

7月28日号というと、最新かな?
イケメン特集なるものが組まれていて、その一項目に小さな写真とコメントが。

「男前フレーズ プレイバック」の項、148ページに、
不夜城舞台挨拶のときの写真と、恋する惑星のせりふが紹介されています。
ちょっとだけで、ここだけだけど、露出ないからね、仕方ない。
忘れないで入れてあるのがうれしい。



「看電影」7月号のインタビュー記事より   20:40

素敵な表紙の「看電影」7月号は「武侠」大特集! の名に恥じません。
構成も洒落ていて、読み応え十分です。
中に、金城武とタン・ウェイの2人にインタビューしたという記事が2ページあります。
カンヌで行なわれたものですが、どうも、2人一緒ではなく、
それぞれに同じ質問を投げ、合わせたもののように思えます。
だから、時間と根気のなさのせいで、タン・ウェイ部分は割愛しても、
構成にそれほど影響はなさそうです。
ただし、互いの印象を聞いている部分のタン・ウェイの答えは、
5月18日に紹介した、「ピーター監督がなぜ何度も一緒に仕事をするのかがわかった」
と言った意味が述べられているので、この部分だけ訳出します。


      
         

――回、「武侠」への出演を決めた理由は何ですか?
あなたの役についてどうとらえましたか?


金城武 ピーター・チャンのことをぼくはずっと心の中で、先生だと思っています。
映画の部分部分、脚本はもちろん、演技指導や、彼が語る技術面のこと、
例えばカメラとか、ぼくは「如果・愛(ウィンター・ソング)」のときから、
いつも、彼を自分の先生だと思ってきました。
口論になることもあるけれど、言いつくした後は、やっぱりこう思うんですよ、
「ああ! 彼の言うことはやっぱり筋が通ってる」。

でも、「如果・愛」で脚本について話した時は、もっとひどくやりあいました。
それは、孫納をそんなに愛する理由が、脚本からは全然わからなかったからです。
そのときは、脚本をひたすら重要視していたんですね。

「投名状(ウォーロード)」のときは、ちょっと今みたいで、ピーター・チャンには、
「ぼくにやらせないで。この映画で何をやったらいいか、わからない」と言いました。
でも、彼はそれでもぼくに声をかけてくれ、ぼくももちろん、
彼がぼくに声をかけたtことを後で後悔はさせたくはなかった。
「投名状」の脚本もなかなかよかったんですよ。でも、撮影は大変でした。
「武侠」のオファーを初めて受けたときは、まだ脚本は完成していませんでした。
でも、ピーター・チャンが大丈夫と言ったら大丈夫なんです。
彼が全てをうまく処理するのを心から信じていますし、
撮影の過程で絶えず話をして、それから役の人物の調整を進めました。

――映画のどの個所に、一番達成感を感じていますか?

 最初はこの役の特徴を感じ取ることができなかったんですけど、
徐百九が四川から来たことが紹介されるシーンがあって、
それなら、四川語を話してはいけないだろうか、と考えたんです。
ちょうどいいことに、四川の人が台詞を言って聞かせてくれたので、
ぼくもそれについて台詞を読んだ。で、急に感じたんです、
「ああ!徐百九がついに現われた」とね。
中国大陸では地域が違うと違う方言を話している。顔つきも違うし、態度も違う。
ドニー・イェンは台詞は、広東語でぼくと話してたんですよ(笑)
俳優にとっては、慣れた言葉のほうが、より穏やかな気持ちで演技できます。
ぼくが一番話せるのは日本語と、あるいは台湾の普通話でしょうね。
大陸の普通話の発音はぼくにはちょっと難しい。
すべて正しい発音でやるのはとても難しいので、普通話で台詞を言うときは少し緊張します。
で、四川語で台詞を言うと、自分が完璧に言えているのかわからないんだけれど、
気持ちがずっと楽なのを感じるんですよ。
1つ1つの音を必死になって正確に発音しようとしなくていい。
なので、四川語を話すとき、感じる演技はぜんぜん違うものになるんです。

――お互いをどう思いますか?

タン・ウェイ ほんとにとっても素晴らしい共演者です。
彼の演技で、私たち2人の場面があったんですが、一緒に演技していて、
私はずっと目を閉じているとかそういう感じで、でも、しまいに気がついたんです、
私のクローズアップのときに、彼が私に対して、彼が写るカットのときよりも、もっといろいろと、
つまり、目の表情でもっと多くのことを私に向かって演技していたんですよ。
そのときは、びっくりしてしまって、ほんとに、演技中、度肝を抜かれてしまいました。
(――魅力にやられた?)
いえ〜、演技のことですよ――彼が、共演者に対して、自分の場面のときより、もっと演技をしている、
ほんとうに、想像もできないことで、とてもとても素晴らしい、ほんとに仕事を大事にしていますね。
それで、ピーター・チャンが、どうして1度ならず2度3度、彼と仕事をするのかが、わかりました。
彼のような演技者となら、どんな監督だって仕事をしたいでしょうよ。
つまり、彼は逃げてしまう心配がない、
彼はいつだってその芝居の中にいて、よそに行かないということです。

 ぼくとタン・ウェイとの場面はほんとに少しだったので、
演技の他の面をいろいろ見ることはできなかったんですが、
演技というものをよく理解した映画女優だと思いました。
自分がなにをしているか、よくわかっている演技でしたね。

――ドニー・イェンとの共演についてはどんな感じでしたか?

 2年ぐらい前に、ゲーム(鬼武者)の仕事で、日本の武士のような役をやったんです。
ぼくの顔にCGの体をつけて、アクションシーンを完成させた。
だから、今回、顔を合わせたとき言いました、
「ぼくの代わりにアクションをしてくれてありがとう。
ぼくはなにもしなかったけど、できたものはすごくよかったです!」(爆笑)

彼は普通の演技もとても大事にしていて、演技が終わると監督に、自分から、
今のはあまり良くなかったから、もう1度やらせてほしいと言っていました。
彼は本当にたくさんの経験を積み重ねてきていて、技術がすごい。
会うたび、彼は「しんどい、しんどい」と言ってましたよ。
これは冗談で言ってるんですけど、自分達は哀しい運命だよ、他の人間のために働くんだから。
ま、こんなぐらいは大変のうちには入らないよって。
(看電影2011年7月号より)


「鬼武者3」でドニーがアクション指導を担当したことを言ってるんですね。
でも、「2年ぐらい前」じゃないですよねえ。
ついでにキャプションも。


(左)
 武侠映画を撮るのかドラマを撮るのかについて、
金城武はチャン監督と長いこと討論をした。
彼はカンヌで初めて「武侠」全編を見たが、映画が終わった後、
監督と抱擁し、感謝の意を表した。
2人が苦労をして撮った「投名状」を見終わったときは、
率直で思ったことをざっくばらんに言う彼は、
その場でチャン監督に、もしまたこういう映画を撮るときは、
自分には声をかけないで、と言ったのだった。

(右上) ピーター・チャンにとって、金城武の声ほどセクシーな男の声はない。
だから、自分が監督した映画では、みな彼にナレーションをさせた。
「武侠」で金城武は四川語で徐百九を演じた。
相手役は聞いてもわからないが、彼はこの役には自信を持っている。



補足、もう1つ(姜文)  22:30

同じように、7月5日紹介の新京報のインタビューでチャン監督がちょっと引いていた
姜文の言葉を、別のインタビューでこのように言っているらしいですので、ついでに。
この個所だけ教えてもらったので、出典がわかりませんが。


城武は非常に得難い俳優です。
みんな、業界人でさえ、彼の姿の良さに判断が影響されてしまっているけれど、
実際は何度か一緒に仕事をしてきて、一番演技が良いと言ってもいいくらいだと思っています。
姜文が以前言っていたように……
『投名状』を見て、彼は3人の出演者の内で一番よかったのは金城武だと言ったんです。
他の者は演技をしていた、金城武は心で演じていた、本物だった、と」


   BBS   ネタバレDiary    17:50


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