武ニュースDiary


* このサイトはリンクフリーです。ご連絡はいりません。(下さっても結構です。^_^)
* 引用は、引用であるとわかる書き方なら、必ずしも引用元(ココ)を表示しなくても構いません。
* 携帯からのアドレスは、http://www.enpitu.ne.jp/m/v?id=23473 です。
* 下の検索窓(目次ページにもあり)からキーワードでDiaryの全記事が検索できます。
* バナーは世己さんから頂きました。
* Se inter ni estus samideanoj, kontaktu al mi. Mi elkore atendas vin, antauxdankon!


目次前の記事新しい日記


2008年09月22日(月) 金城孔明

私こと、久しぶりの職場の異動で結構緊張した日を送っているせいか、
時間的には前より楽になったにもかかわらず、夜の9時、10時から眠くなります。
無意識に疲れているのかも。

考えることもそちらに向いてしまっており、
というわけで、怒涛の情報追跡もままならず、
他のサイトにお世話になりっぱなしです(日々感謝)。
例の深夜の「レッドクリフ」特番も、見るつもりでいたのに、
夜中前に猛烈に眠くなり、すっかり忘れて寝てしまうていたらく。
翌日気がつき、愕然としましたわ。
でも、おかげさまでよそで見せていただき、(期待していたとはいえ)本当に感謝でした。

金城孔明、実は、かなり気に入っています。
「三国志」なんか、その昔、子供向けダイジェストで読んだはるかな記憶しかないので、
孔明、と言ったら、金城版ですっかり刷り込まれてしまいそうです。
周瑜とのかけあいが面白い、というのが1つの評判で、もちろん面白いんですが、
私は魯粛とのコンビがお気に入り。

映画も見たことだし、先入観が入るのを恐れなくてもいいので、
北方三国志、吉川三国志、その他三国志関係エッセイなど読みました。
といっても、三顧の礼から赤壁まで、という、いかにもな、情けない読み方ですが、
これで、演義版、正史版の人物像をおよそ頭に入れると、次にはこの本がめっぽう面白いです。

『泣き虫弱虫諸葛孔明』

陳舜臣の長編『諸葛孔明』を買おうかどうか、書店でかなり長いこと立ち読みをしたあげく
保留し、次に手に取ったこの小説のほうに惹かれて買いましたが、
はちゃめちゃな登場人物たちがとても愉快。
孔明なんか、全然聖人君子じゃない、常人には測りがたい変わり者になってます。
でも、金城さんがもしこれを読んだら、案外面白がってやってみたいと思うんじゃないかなあ。
長いけど(で、完結してないけど)、おすすめです。

で、他の映像の三国志を見ているわけではないんですが、
いろんな版の写真を見たり、ネットでの評価を見たりする限り、
ウー版三国志の諸葛亮は、相当斬新というか、今までのイメージを破るものらしいですね。
これを金城武がこのように鮮やかに演じたからには、これ以後作られる三国志は、
この孔明像を無視しては始まらないだろうなあと思っておりました。

果たして、今度テレビドラマとして撮影が始まる三国志の孔明役には
二枚目ルー・イー(陸毅)が、キャスティングされ、
しかもヒゲなし扮装で登場するらしい。
彼に決まったことについての記事に、こんな文章があり、やっぱりね、と1人うなずいたのでした。


々が「赤壁」の金城武版諸葛亮の、清らかな気高さ、上品な身のこなしを目の当たりにした後で、
テレビドラマ版新「三国志」が、年寄りじみた諸葛亮を持ってこられるわけがない。
楚天金報 2008.9.22


でも、金城孔明は、ただ二枚目なんじゃないですよ。
若々しさがありつつも、枯れたようなところもあり、年齢不詳っぽい、
独特な雰囲気をもつ、美しくかっこいい諸葛孔明です。
今回、試写会は一切応募せず(東京国際映画祭は別)、初日をゆったりと待っております。
日本語字幕(吹き替えも一度は見たい)がとても楽しみ。
初めは「何、これ……」と絶句した孔ピーがなぜか、日に日にかわいく見えてくるこのごろです。


 旧BBS  ネタバレDiary  23:00


前の記事あさかぜ |MAIL

My追加