武ニュースDiary
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行ってまいりました、「赤壁」の台湾。 といっても、映画は1回見ただけですが。 13日の日曜日の20:50の回を西門町で見ました。満員でした〜。 先に台湾入り(戻り?)していたMihikaさんが前もって券を買ってくださっていたので、 幸い、見やすいいい場所で見られました。
西門町で映画を見るのは初めてですが、「赤壁」をやっていない映画館はないらしく、 映画館の集中した通りでは、赤壁の門ができていたり、 街灯に赤壁のフラッグがずっと取り付けてあったり、 大看板がかかっていたりと、赤壁尽くし。 映画館ごとに看板なども違い、ただただ、「わ〜すごい」の繰り返し。
もっとも、ここに集中し、他の地域にはほとんどないようです。 様子の一部はフォトアルバムをご覧下さい。 台北駅だけでもいくつもの電光看板がありました。
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満員の映画館で気がついたのは、男子率の高さ! 台湾の武映画で、こんなに男性ばかりなのは初めてです。 年齢も、若い男の子たちから、青年男子、年配者までさまざま。 カップルも多いのですが、男同士のグループが結構目立ち、面白かったです。
さて、映画ですが、まもなく日本でも公開なので、ネタバレは避けて言うと、 面白かったですよ。 2時間25分の長尺ながら、ずっと集中して見られ、「続く」の画面になったときは、 「あ〜、もう?」という気持ちになりました。 上質のエンタテイメントだと思いました。 同じ戦争を扱った大作映画でも、「投名状」とは、別のタイプの映画。 楽しむ映画ですね。
戦いの場面が多く、確かに見所です。人がたくさん死にます。 でも、そうでないシーンに笑えるところが多く、 観客の気持ちをちょっと軽くしてくれるようになってます。 主要登場人物が多いですが、見かけも性格付けもはっきりして、それぞれに見せ場があり、 混乱せず、人物が頭に入ってきました。 もちろん、三国とは何か、君主と主だった家臣には誰がいるか、ぐらいは予習していきましたが、 ああ、これがその人ね、とわかりやすいのです。 うまいんだな、と思います。
お目当ての諸葛孔明ですが、新しい解釈の印象的な孔明になってました。 周ユがメインの主人公で、ラブシーンあり、文武両面に抜きんでていることの描写あり、 かっこよく、立派な武将ですが、役としては、諸葛亮の方が、絶対おいしいと思います。 ものすごく緊張していたそうだし、ものすごく暑かったそうですが、 全然そんなこと感じさせない、涼しげで美しいたたずまいの孔明でした。 しかも、可愛い。 向こうでの観客の評にも「可愛い」という言葉が頻出しますが、そうなんです。
スチールがネットにいっぱい出ていますが、見てもそんなに影響ないかも。 動作とか、セリフとかが面白いので、私もさんざん見ましたが、関係なく楽しめました。 笑い声も何度も上がっていました。 娘の隣に座った若い男性は、コールドストーンのアイスクリームを持ち込んできましたが、 映画の間、画面に見入ってしまい、時々思い出してはアイスを食べていたそうです。 最後はいいところで終わります。
しかし、人気のあるせいでしょうか、「赤壁」関係のチラシ(リーフレット)の類はほとんどなく、 写真入りポップコーンの箱も、前日まであったそうですが、 私達が行った時には、品切れで普通の何の変哲もない箱になっていました。
見終わったときは、流石に長い映画ですし、戦争場面が多いから、 11月の日本公開まで見なくていいや、と思っていたのですが、 日が経つうちに、もう、試写会に行きたいな、気分になっています。
BBS ネタバレDiary 23:40
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