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| 2008年04月20日(日) | サンドラ・ンによるインタビュー�ぁ�「怪人」クランクアップ（大陸紙） |
サンドラ・ンとの対話の続きの北京語訳がありました。
この続きもアップされることを祈って……
（一部、黄色で伏せます）
サンドラ だからあなたたちは演じればそれでよくて、あとでゆっくりシーンを選ぶわけよ。
現場のあの感覚は……こんなの今までなかったというくらい大変だったシーンってある？
今、１週間走ってたって言ったでしょう、あのとき、私、陣中見舞いに行って見たのよ……
ジェット・リーを殺すラストシーンのときは、すごく寒くて、
上海よ、私は行くとき、シャツを何枚重ねたらいいかわからなかったくらい。
それにまた雨でしょう、あなたとジェット・リーの一騎打ちのシーンよ。
そのシーンを見ていたんだけど、
「ああ、また雨だ、また地面がぐちゃぐちゃだ」っていう感じだった。
あのシーンが一番大変だったんじゃないかしら？
武 あれもとても大変でしたね。
サンドラ そうでしょう。
武 あれも１週間以上かかったんです。
サンドラ そう、あそこであなたはジェット・リーにひどくやられて。
腕は折られるわ、地面に転がるわ、それで演技もしなくちゃならない。
１週間かかったのね。
武 １週間、１週間以上。
もともと雨のシーンだったんだけど、その後いい天気になってしまって、
だから１日に少ししか取れなかったんです。
日が陰ると、少し撮る。少し撮るとまた天気がよくなる、こんな調子で。
サンドラ ということは、１週間濡れていたわけ？ で、１週間冷たくなっていた？
武 １週間冷たくなっていました。
サンドラ 現場ではどうしていたの？ そんなに寒くて。
武 防水はしていたんですよ。役に立たなかったけど。でも、できるだけはやろうと。
サンドラ でも、聞いたんだけど、ラップで巻いていたんですって？ そうなの？
武 レインスーツですよ。上着とズボンと、中に着て。
サンドラ その上に衣装を着たのね？
武 そうです。
サンドラ でも、頭やなんかは濡れるでしょ。そこから水が流れてくるでしょ。
武 後でわかったんですけど、あの帽子は１つしかなかったんですよ、ぼくのあの帽子。
それがどんどん濡れて縮んでしまって。
最後には、ぼく、昨日見たんですけど、すごく変なかっこうだった。
どんどん小さくなってしまったんです。
サンドラ どうしてそんなことになるの。だって吹き替えの人のがあるじゃない？
武 吹き替えの人のも縮み始めてましたよ。
最後のシーンは、もともとはあの衣装じゃなかったんです。
監督は他のは考えてなかった。
だけど、話をして、最後に末弟はやっぱり山賊の姿に戻った方がよいということになった。
その方がよりいい感じになると。
投名状をおさめたあのときのように、やっぱりその頃の姿に戻ったんです。
サンドラ だから、あの帽子が……
武 あんなにずっと使うとは思わなかったから。
サンドラ でもなぜ？ もう１つ作る時間がなかったの？
武 時間がなかった。
サンドラ じゃ、どうしたの？ 縮んじゃったら、頭がしめつけられるんじゃない？（武 そう）
じゃあ、アクションをしているうちに落っこちてしまうでしょ。
武 そう、その通りですよ。どんどん変ちくりんになっていく。
アクション映画では、ああいう衣装は負担になるんですよね。
ちゃんと前もってよく考えておかなかったら。
サンドラ 大勢の人が、あなたのああいう出で立ちは初めて見たと言っているわよ。
つまり、いつもの金城武はすっきりと綺麗なハンサムでしょう。
でも、たくさんの人が、あの映画を見た後、
あなたってすごく豪快だったんだなあと言っていた。
豪快な一面があったんだって。つまり、男らしいってことよ。
武 ああ、ありがとうございます。
サンドラ つまり、あれよ、豪快。豪快ってわかるかしら？
武 わかります。豪快。
サンドラ ここ数年は、今みたいにきれいにひげを剃ってすごくハンサムだったでしょう、
今度の映画のようなのは見たことがないわ。
ああいう格好すること、自分で受け入れられた？ あの扮装をするとき。
武 ええ、受け入れられましたよ。
実際、普段は、こういう仕事でないときは、髭は剃ってませんよ。
サンドラ それは、私も証言できるわよ。
武 そうでしょう、すごく適当ですよ。
サンドラ 髭がチクチクするのよね。
武 そう、触ったことあるんですか？
サンドラ いいえ、ときどきちょっとなでたりするだけ。
武 だから、実は特にああいう格好での芝居、ああいう背景、
ああいう人物、ああいう雰囲気はすごく好きなんですよ。
それにこの映画で、初めて清朝の服を着て、あの清の役人の帽子をかぶったんです。
とってもわくわくしました。
サンドラ 重たくない？
武 キョンシー映画でああいうのをかぶっているのしか見たことありませんでしたからね。
だから、初めてかぶったときは、ぴょんぴょん跳ね出そうかと思った。
サンドラ でも、跳べないでしょう、すごく重いでしょう。
武 だけど、すごく面白いですよ、あの帽子は。
後でジェット・リーに聞いたら、彼もああいう帽子はかぶったことがないと言ってました。
黄飛鴻物をやるときには、いつも辮髪を結わえつけていたんですって。
でもあの帽子はかぶったことがないと。
サンドラ だけど、戦場で来てるあの甲冑は、私も見たんだけど、
プレミアではいつも展示していたわよね、すごく重いんじゃないの？
武 すごく重いです。
サンドラ どんな感じだった？ あなたがどう感じたか、何を着てるときみたい？
着て演技して、おまけに１週間走るのは？
武 走るのはまだ良かったですよ。
サンドラ ずっとあの軍服を着ていたんでしょ？
武 走るときのはまだいい。後の方で、出世したときのがすごく重かったです。
サンドラ どんなだった？ 着た感じは。
武 実は動けなかった。それに絶対背筋が曲がっちゃいけない。
そうでないとどんどん重くなるんですよ。
だからすごくくたびれる。
自分の出番じゃないときも、ずっとその恰好で待っているんです。
サンドラ じゃあ、脱ぐときはどのくらい時間がかかるの？
そういう服を着たり脱いだりするときは？
武 ５分、10分かな。自分でじゃ着られなくて、
他の人に手伝ってもらわなくちゃいけない。
サンドラ そうでしょう。だからこういう衣装を着て、どうやって演技するのかわからないわ。
武 だから、馬に乗ったり降りたりなんか、みんな極力したくないんですよ。
だって、もう全然乗れないんですから。
1度降りたらもう乗りたくない。
サンドラ 馬の乗ったり降りたりはすごく難しいわよね。
でもあなたはとっても身軽だったじゃない。みんなもアクションよくできてたし。
武 それは監督の撮り方がいいからですよ。
サンドラ 違うわよ、私見たもの。アクションしてるの見て、
「わあ、あんな重いの着て、どうやって戦うのかしら」って思った。
ああいうのって、流してやるわけに行かないでしょう、あんな衣装つけたたら。
武 実はできるんですよ、でもぼくの場合、戦うのはあのときだけですから。
初めだけ。そのあとは、着てるけど、戦ってはいない。
だから、ぼく、わかんないんですけど、
アンディ・ラウさんたちはそこのところ、何か準備したのだろうかなって。
サンドラ ところで、ただ1人のヒロインのシュー・ジンレイとは、一緒のシーンが多いけど、
このヒロインをどう思う？ この兄嫁のこと。
武 どう思うって、それはシュー・ジンレイ自身のことを言ってるの？
サンドラ 劇中でも現実でもいいわよ。アンディ・ラウがこう言ってたの。
もし、妻を選ぶんなら、シュー・ジンレイが一番いいって。
あなたは、現実ならどう思う？ シュー・ジンレイを妻に選ぶ？
（多分続く）
●「怪人二十面相」クランクアップ 20:30
上海で完成に向かう「怪人二十面相」について、
現地の大陸のマスコミが報道しています。
新作映画、上海でクランクアップ
金城武が松たか子と�猝�会��
昨日夜８時、金城武と日本の女優松たか子が車墩影視基地に、
２人してひっそりと姿を現した。
上海に滞在して日が長い２人は、今回、「怪人二十面相」の撮影のために来ている。
撮影チームは非常に厳格な秘密体制を敷き、
昨日上海で最後のシーンを撮るまで、ファンや観光客には知られないままだった。
金城武と松たか子が昨日撮影を行ったのは、車墩の「南京路」付近の路地。
この古ぼけた青煉瓦、青黒い瓦の道は、日本式の装飾が施されて、
非常に日本風の風情を醸し出していた。
金城武演ずる怪盗「二十面相」は、まさにここで、
たか子扮する富家の娘、羽柴叶子に出会う。
昨夜、撮影班が撮影していたのは、上海ロケの最後のシーンで、
夜８時から明け方まで行われた。
本誌の取材では、実は「怪人二十面相伝」は
車墩で既に２週間以上も撮影をしていたのである。
金城武は16日に韓国のソウルで広告の撮影を終えると、
対外的には映画撮影のため、東京に戻ったと言っていたが、
実は直接上海に飛んで撮影に入ったのだった。
映画の撮影期間中、撮影班は早朝ではなく、夜間に撮影を行ったため、
観光客に見つかることはほとんどなかった。
金城武のマネジャー張女史は、昨日本誌の取材に対し、
撮影班の今回のマル秘要請は極めて厳重で、スケジュールも非常に厳しかったため、
マスコミ報道もシャットアウトされていたと語った。
また、金城武の役は、日本人にはおなじみの「二十面相」であるため、
その扮装姿がもれてしまわないよう、細心の注意が払われていたとのことだ。
「怪人二十面相伝」は「鬼武者」の監督である佐藤嗣麻子が監督。
物語は、1949年、名探偵明智小五郎と貴族の娘の挙式の前の晩、
貴族の家に盗難事件が起こり、「二十面相」と呼ばれる怪盗の出現がわかる。
小五郎は調査を通じ、あるサーカス団の魔術師に疑いを深める、というもの。
この作品は、日本の著名な推理作家、江戸川乱歩の小説の映画化で、
2009年1月の上映予定。
「二十面相」は、実在の人物ではないが、日本ではだれもが知っている、
自由に顔を変え、金持ちから盗んで貧者を助ける義賊である。
2002年、この物語はＴＢＳにより、
「明智小五郎対怪人二十面相」としてテレビドラマ化されている。
当時「二十面相」を演じたのは北野武であり、黒木瞳、宮沢りえが共演した。
テレビドラマや原作と今回違うのは、金城武演じる「二十面相」が、
明智小五郎と知恵比べをするだけでなく、
松たか子扮する羽柴叶子との愛も描かれることで、
ミステリーに恋愛の色彩が加わった作品となる。
（新聞晨報 2008.4.20）
二十面相は義賊ではなかったですよね……
ストーリーなど解説部分がどのくらい正しいのかはわかりません。
こちらはROBOTスタッフブログでのお知らせ
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