武ニュースDiary


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2008年02月17日(日) I-WEEKLY(投名状)

すっかり遅くなってしまいましたが、「投名状」宣伝のころに、
シンガポールで出た関連記事。
筆者はいつものように楊麗玲さん。
主役の2人、武とアンディ・ラウを、後者を「全能」、前者を「単一」と表現して、
それぞれの人となりや仕事をまとめたもの。




総扉の部分の文章は以下の通り。



正反対

丑年生まれ、天秤座。
2人にこのようなはっきりとわかりやすい共通点があることに
私はずっと気がつかなかった。
彼と、彼は、外形的な条件がほぼ同じであること以外、受ける印象は両極端だ。
1人は「馬鹿な子供」から「おれは牛」の歌まで、
変わらず積極的に、苦労を厭わず何でもやる。
1人は俳優として台湾から香港、日本へ、そしてまもなく西洋へ進出しようとしているが、
相変わらずミステリアスで控えめで、どんな境遇にも甘んじ、求めることがない。
人生の方向はもしかしたら違うかもしれない、が、こだわるところは実は近い。



以下、武部分だけ。ただし、後半は他の多くの記事と内容的には共通しているので、
初めの一章だけを。



単一 金城武

このような人には、世間から大きなプレッシャーがあるに決まっている。
ひどく羨ましがられたり、嫉妬されたり、多くの敵意にいつまでも囲まれ続ける。

「決まったゲームのルールは嫌い。
他人のメロディーをなぞるのも好きじゃない」

自らに忠実。こんな自分は10年間変わってない、と彼は言う。
やりたいことは、やってみる。
彼が何の気負いもなくそう言うのを聞くと、
まるであまり難しいことではないように思えてしまう……

ピーター・チャン、金城武を極度に偏愛

「私は彼が大好きです。とても人間らしい人ですよ。
マスコミは彼を誤解して、厄介な人間だと思っていますが、
実は、それは彼が自信をもっていないからです。
自信の持てないことは、避けてしまう。
これはとても日本人的な態度ですね。
完璧主義者で、無様なものは見せたくない。
自分に出来ることだけを、きちんとやろうとするんです。
アジアのマスコミは、芸能人が、ダンス、歌、ジョーク、何でもこなし、
能力があろうがなかろうがとにかく何でもやることに
慣れすぎてしまっているけれど、それはいささか不当だと思いますね。

彼はどちらかというと自信がなく、着実で、他の芸能人のように、
外に向かって広がっていくような性格じゃない。大きな野心というのもありません。
私が今まで会った中で、最もうぬぼれのない、最もself-importantじゃない人で、
マスコミが思っているのとは正反対です。
インタビューのとき、記者の質問に彼が答えたくないと言うのは、
誠実さからで、無礼ではないんです。
答えてくれる人達が、心の中であんたたちを罵っていないとでも思うんですか?」

私は監督と同じ考えだが、一般の人は、
やはり口先の好意の方を信じるものだということを知っている。

「ぼくは子どもの頃から内にこもりがちで、
何かを表現するということはあまりしてきませんでした。
仕事を始めてからはだんだん慣れました。
人の前で話をすることも、時間をかけて訓練していかなくちゃなりませんでした。
普段はいいんです、友達とは話せるし、話したり笑ったり、する。
多分、マスコミとのときは、型通りの応答があまりうまくできないんだと思います」
と武は言う。

人は彼の美しさを認めるだけで、
その演技にはずっと注意を払おうとしてこなかった。

「私は本当にわからない、『如果・愛』の彼はものすごく良かった。
なのに何にもノミネートされなかった。全く理解できません」

監督は腹立たしげに不満を洩らす。
密教を信奉する武は、世間の偏見にぶつかりながら、全く気にかけていない。

「子どものころ、家族から顔がいいと言われたことなんか1度もないし、
自分でもそう思いません。
でも、何をやってもそう思われるとしたら、
それはぼくの努力が足りないからかもしれない。なら、もっと努力するだけです」

もしかしたら、ピーター・チャンが言うように、
彼の人と争わない気性は、必ずしもよいことではないのかもしれない。

「スターは野心があるほど、利己的であるほど、わがままであるほど、
より成功するものです。
まじめな話、金城武がもしもう少し積極的に人とせりあうようだったら、
きっと今よりももっと成功していると思いますね」  (後略)
(I-Weekly 2007.12.6)



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