武ニュースDiary


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2007年11月24日(土) 「投名状」プレミア●特殊な芸能人

大陸12月6日 北京 奥体中心体育館(Olympic Sports Center Gymnasium)で
                大々的に開かれるそうです。
     12月7日 上海             
香港は情報いただきました、12月10日です。
台湾は……?

今回もタイに行くようです。



特殊な芸能人  19:20

金城武についてのこんな記事があったということで。
(タイトルは「幸い、金城武は子どもなのだ」)


能界を深く知れば知るほど、人間の持つ邪悪な一面が見えやすくなる。
ほとんどの人は、地位や富を前にすると、
武器を投げ出し、降参することを選ぶものだ。
だから、毎日数多くの、あれやこれやの駆け引き、
富と地位の争いや愛憎についてのドラマも放映されているのである。

たまに例外が、きわめて少数の例外がある。
この例外の主役の名を、金城武という。
蔡康永はかつて彼の美しさをこう形容した
――驚くべき美しさ、地球人のものではない美しさと。

最近、彼とジェット・リー、アンディ・ラウ、
シュー・ジンレイが主演した「投名状」がまもなく公開される。
現在はプロモーション時期に当たっており、
各大物スターを支えるスタッフのプロモーションチームが
既にあちこちに出撃を開始している。
これらの中にあって、金城武だけは自分の宣伝チームを持たない。

金城武というのは不思議な人物である。
芸能界にこんなに長いこと生きてきながら、
どんな恨みを買うこともないし、彼をライバル視する者もいない。
この一点だけでも十分奇跡の名に値する。
それよりも、受動的に宣伝の材料にならされることのほうが多い。
例えば「赤壁」で彼が抜けるために撮影が遅れるというニュースが流れたりとか、
「水滸伝」に武松役で出ると噂されたりとか、
500万米ドルで「鬼武者」の主演をオファーされていると言われたりとかである。

今回の「投名状」も含め、私がさもありなんと思ったゴシップは、
ピーター・チャン監督がプライベートに金城武を訪ね、
急いでニュース種を提供するようにと言ったというものだ。
そうでないと、いよいよというときに他の大スターが
全部いいところを持っていってしまう。
それでも金城武は少しも気にかけず、
その控えめ・ミステリアス路線を歩み続ける。

だから、数日前、ある大スターのプロモーション監督が、
私的な集まりで金城武のことに触れ、
本当に愛すべき子どもだと言ったのである。
利益を争わず、人を傷つけることもない、それは当然愛すべきことだ。
そして他の大スター達に比べると、確かに子どものような汚れなさがある。

金城武自身にとって、大事なのは本物の役者になりたいということであり、
その並外れた容貌だけに注目されるのをずっと嫌っている。
この点に関し、蔡康永がエッセイで書いたことがある。
ここ数年の金城武は内地のマーケットで活躍していこうとしているが、
今の内地の芸能界の風潮は、
すでにスターでありさえすればいいというようなところまで来てしまった。
金を出す者が問題にするのは、人気があるかないかであり、
演技などというものは、前から商人達の考慮の外なのだ。

幸いにして、金城武には出色の容姿があり、
そしてたまたまうまいことに、彼の控えめさが人気の大きな原因となっている。
彼がいくら自分の俳優としての存在を証明したいと願い続けていたとしても、
ニュースというものが全て人為的にこしらえられる、この状況下では、
もし、演技面をもっと強く売り込むプロモーションチームがなければ、
金城武は相変わらず、腰を抜かすほどの美男スター、のままだろう。
(杭州日報 2007.11.24)


BBS  ネタバレDiary   1:00


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