武ニュースDiary

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2007年09月17日(月) |
「投名状」オスカーエントリー争いから離脱? |
一番乗りで米アカデミー賞外国語映画賞へのエントリーに 立候補表明した「投名状」ですが、 規約による9月前最低7日間の公開上映の期限が刻々と近づく中、 未だに上映期日も場所も発表されていません。 そんな中、新たなニュースが……
アメリカ側が反対、アカデミー賞エントリーから退出か
10月2日の米アカデミー賞外国語映画賞のエントリー期限がますます近づく中、 最も早く〝オスカー狙い〟を発表した大作「投名状」に突然異変が起きた。 本紙が昨日、内地の出資者の1つである保利博納公司から得た情報によると、 中国とアメリカの出資者の意見が激しく対立、 「投名状」はエントリーをしない可能性が高くなったという。
「投名状」は、今年一番にオスカー参加を表明した中国語大作であるが、 中・米の出資者が、この問題について見解が一致していない。 昨日、保利博納の責任者于冬に電話で取材したところ、 于冬は今の局面に非常に困惑を感じていると言い、 実は中国側出資者が、アメリカ側出資者モーガンに、 最初にオスカーエントリーの考えを伝えたとき、反対されていたという。
モーガンの反対の理由は、 「投名状」は、来年年明けにアメリカの主要映画館チェーンで上映されるから、 自動的にオスカー選出対象となることができる、 今年の外国語映画賞申請期限に間に合わせるために 来年各賞へのエントリーの機会を失う必要は全くない、 なぜならオスカーの規定で、1本の作品につき、 エントリー資格は1回しか与えられないから、というものである。
いかにアメリカ側が強い反対意見を述べようが、于冬は、 「製作者側がどんな決断をするかは、今のところ、まだわからない、 中国側出資者の一致した見解は、 最も優秀な中国人スタッフ・キャストを集めた大作「投名状」は この年末公開予定だから、今が宣伝の大事なカギとなるべき時期であって、 オスカー出品が逃すべからざる絶好のチャンスであることは間違いない、 映画自体について言えば、非常に自信があるし、 中国語映画としてのオスカー出品は、もっと有力で実際的な支えになる」と語る。
また、「この2、3週間、中米双方は何度も激しい討論を繰り返している、 中国側が、マスコミにオスカー参加のニュースを発表したことが モーガンを激怒させたことで、 意思の固かった中国側出資者も この問題の重大さを改めて直視せざるを得なくなったのだ」と説明した。
「投名状」が今年のオスカーにエントリーするかどうかの最終決断には、 監督のピーター・チャンの意見が非常に重要になるといわれている。 目下双方ともピーター・チャンと連絡を取ろうとしているが、 ポストプロダクションに忙殺されているチャンは 出資者全員と討論の場を持つ暇がない、ということのようだ。
于冬は昨日、改めてこう強調した。 「時間はどんどん迫っている。 この優れた作品を無駄にしないために、今は監督の意見が大きなカギとなっている。 私もできるだけ早く彼が態度を明らかにしてくれることを望んでいる」 (新聞晨報 2007.9.17)
アメリカ公開されるんですね。 エントリーから降りるのかどうか、内部に意見の相違があるとしても、 于冬がこう明かしたこと自体が布石の1つかもしれないけど。
BBS ネタバレDiary 13:00
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