武ニュースDiary


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目次前の記事新しい日記


2007年06月03日(日) 「時報周刊」より(赤壁)

急ピッチで進められている(らしい)日本での撮影。
ロケ現場に駆けつけたファンに、個々に温かく返してくれる武の様子が、
いろいろな人から伝わり、心が温まります。
体に気をつけてがんばってください。
報告してくださった方、また現地で見守っている方々、ありがとうございます。

ということで、もはや海の向こうでは武ニュースはなく、
ここもしばらくは開店休業状態に近くなると思われます。
最近の「時報周刊」から少しだけご紹介して、後は何かあったら……
という程度で私ものんびりしようと思います。

台湾の「時報周刊」誌が2号続けて金城武関係記事をスペースをさいて掲載した模様。
全文時報周刊のサイトで見られます。
せっかく長々載せてくれましたが、2526期は、
あまりこれまでと変わり映えしない内容なので、いいかと。

続く2527期は、前半、「赤壁」孔明の撮影現場のこれも恐らく盗み撮りで、
この日は日中32度にも気温が上昇、髷にひげに時代衣装の武は暑さで真っ赤になり、
汗まみれ、すっかりいい男ぶりが消えうせたということを
延々と書いているもので、省略。
その後からの文を、紹介します。
筆者(雑誌)のスタンスは今ひとつわかりません。


(前略)

ニー・レオンが降板し、金城武が諸葛亮役を引き継ぐというニュースが伝わると、
香港の明報によれば、大陸のネット投票で65%もの人間が
金城武には諸葛亮に合わないと考えているという結果が出たという。
理由は「かっこよすぎて、全然諸葛亮らしくない」だった。

また、金城武はいつもクールなイメージを通して口数少なく、
伝えられる物語中の「本陣で遥か向こうの作戦を立て」
「言葉巧みに天下国家を論ずる」非常に聡明な諸葛亮とは大きく異なる、
ジョン・ウーが多くの意見を排して彼を諸葛亮役に選んだのは、
眼鏡違いではないのだろうか、とも言うのだ。

ただ、彼らが何を言おうと、
ジョン・ウー監督の金城武への愛着を止めることはできない。
出演し始めのとき、金城武は、プレッシャーがとても大きく、
この役をどう演じたら言いかわからない、
監督にこの困難を克服するのを助けてもらいたいと語った。
そのとき、彼はこう言っている。
「ジョン・ウーと仕事ができるなら、出演料のことなど考えない」
ジョン・ウーも、2年前撮影の準備を始めたころ、彼にとても出て欲しかったが、
双方のスケジュールが合わず、実現しなかったのだと力説する。

「赤壁」が金城武のかっこよさはすっかりなくしてしまったとしても、
これは彼が演技を認められたいと願う作品でもある。
デビュー以後今日まで、彼はずっと非常なかっこよさの路線を歩んできた。
また日本マーケットで成功した数少ない台湾芸能人であり、「華流」の祖でもある。

かつて、求職サイトの「職場F世代恋愛感大アンケート」で
「女性の性幻想の対象」第1位に選ばれ、また「30」誌の調査で、
台湾の25歳から35歳の女性の性幻想の対象のトップとなっている。
女性スターしか表紙に使わなかった「ヴォーグ」誌までが、
金城武を何度も表紙に起用しており、
これらのことから、彼の女性観客への影響力が見て取れる。

そのかっこよさが人々に愛されたことから、彼は過去に映画「君のいた永遠」
「ターンレフト、ターンライト」でも、演じたのはやさしい若者だった。
しかしここ数年、彼の演じる役柄に大きな転換が起こり始め、
刺客や私立探偵といった、比較的男っぽい役をやるようになっているし、
共演の相手もおとなしく綺麗なヒロインではなく、演技派の男優だ。

昨年末、香港でスー・チーと組んだ「傷城」では、酒びたりの私立探偵に扮し、
警官役のトニー・レオンとの芝居で演技を磨いた。
続いてピーター・チャンの新作「投名状」(元の題「刺馬」)に出演、
馬新貽を暗殺する刺客、張汶様役をやり、
ここでもジェット・リー、アンディ・ラウと契りを結んで、個性は男っぽい。

大物待遇はなし

「投名状」の撮影がまだ終わっていなかったころ、トニー・レオンの降板にぶつかり、
「赤壁」に出演し、歴史上の伝奇的人物、諸葛亮を演じることがすぐに決まった。
ピーター・チャン監督の「投名状」を終えたばかりだというのに、
国際的大監督ジョン・ウーの前で良い演技をするために、
「赤壁」の台本を受け取るや、猛練習し、セリフをスラスラと暗唱できるようにした。
また、夜中まで、監督と役について話し合うことが、何度もあったという。
「質問好きの俳優」と笑われたこともあるが、
ジョン・ウー監督はその真剣に努力する態度に賛辞を惜しまない。

金城武がこのようにがんばるのには理由がある。
彼は既に国際スターではあるけれど、演技面では
映画界の専門家に、未だ、なかなか認められない。
その上、トニー・レオンが諸葛亮役を降板して
金城武が代役を務めると発表されたときには、
外部の取りざたと反対の声が大変大きく、
多くの者は、緊急に引き受けることになった金城武が、
ベテランの影帝トニー・レオンの演技と一体どうやったら比べ物になるのか、
見てやろうじゃないかという態度だったのである。

事実、金城武はスターだが、大物の態度はとらない。
「赤壁」を受けるに当たって、なんの要求もしなかった。
ただ、トニー・レオンと同じく、
120万元のビュイックのミニバンを控え用の車として
現場に用意し、熱くて頭がぼうっとしたとき、涼むことの出来る場所とし、
かつまた野次馬の目を逃れることのできるようにしておくことぐらいである。

この専用車は、金城武の唯一のプライベートな空間兼避難所で、
出番が終わればすぐに車に戻ってクーラーに当たっていた。
待ち時間、辺りは荒れた土地ばかりで行くところもなく、
彼は相変わらず大人しく、車中でセリフを暗記し、睡眠を取る。
食事の時間が来ると、スタッフが弁当を届けにやって来る。
彼の待遇は実際少しも贅沢なものではないのだ。  (後略)
(時報周刊 1527期 2007.5.25)


あ、『死神の精度』、来年まで読みません。
いつも中華ニュースを拾っていると、ネタバレ避けつつも何かしらわかってしまい、
まっさらで映画が見られないので、せめてネタバレの少ない
日本での作品のときぐらい、
予備知識できるだけナシで映画にぶつかってみたいと思うからです。
どうか、よろしく。



BBS  ネタバレDiary    2:50


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