武ニュースDiary


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目次前の記事新しい日記


2006年11月23日(木) 金馬奨出席決まる

連日眠い、時間がない、映画館に行けない。
(でも、人にはすすめ、職場の若い同僚にも、チケットプレゼントで
終わる前にぜひ、と送り込んでおりますが)
プリントアウトしたニュースは手元にたまるばかり。
睡眠に当てた休日にも、新しいニュースが続々と出てきます。
今日は腹をくくり、まとめてアップの予定。

まさかと思われた金馬奨出席、
最後の最後で決まったニュースが続々と出ています。
それを少しずつ。
まず、簡潔なこの報道。


43回金馬奨授賞式は25日に行われるが、残りのプレゼンターが確定した。
嬉しいサプライズは、映画撮影中の予定だったスター、金城武で、
主催者が時間をかけて努力した結果、
最終的に万難を拝しての出席が決まった。
昨年、アン・リー監督と最優秀監督賞のプレゼンターを務めたのに続き、
今年は再び監督のジョン・ウーと組んで、最優秀作品賞の授与を行う。
(中央通訊社)


続けて聯合報ニュースの全文と、
内容を補うために、他のニュースからの抜粋をいくつか。


気スター」の金城武が明日台湾に戻り、25日の金馬奨授賞式に出席、
ジョン・ウーと組んで、
最高賞の最優秀作品賞のプレゼンターを務めることが決まった。

金城武は金馬奨への支持を行動で示し、
授賞式参加後は、翌日すぐに台湾を発つ。
この慌しい活動で、最も重要なのは、
長年彼を支えてきた邱復生(金馬奨をリードする映画基金会理事長)と
葛福鴻(金馬奨を中継する東風テレビの責任者)への恩返しであり、
台湾金馬奨への支持の表明である。
今年、再び邱復生と共にレッドカーペットの最後に登場する。

金城武が主演した「如果・愛」は12部門にノミネートされている。
彼自身はノミネートされていないのに快く帰ってくるのは、気持ちの問題の他、
主演予定のピーター・チャン監督「刺馬」の北京でのクランクインが
事情で遅れていることが大きく、
そのため、時間をさいて戻ってくることが可能になった。
しかし、ピーター・チャンのほうは、昨日の段階では、出席は確定していない。

今回、金馬奨での金城武の装いは、いつもの日本のスタイリストが手がけ、
プラダやジル・サンダーなどのスーツになるだろう。
「刺馬」の製作会社によると、彼は先日北京で衣装合わせをすませているが、
撮影開始が延びたため、まだ頭は丸めていないという。

金城武はその魅力と国際的知名度によって、
去年アン・リーとコンビを組むことになったが、
彼が登場する時間になると、テレビの視聴率は、
一気に跳ね上がったと言われている。
そこで、今年の主催者もこの大スターを監督のジョン・ウーと組ませ、
最優秀作品賞のプレゼンターとしたものである。

だが、今年は大陸からの映画人の台湾来訪に関しては、
不測の事態が相次いでいる。
実行委員会は昨日、「お母さんのポストモダンな生活」で
助演女優賞にノミネートされたチャオ・ウェイが、
勉強中の北京映画学院研究所から
「学業に影響がある」と欠席をアドバイスされたため、来台を取り消したと発表。
彼女が許鞍華とコンビで務めるはずだった撮影賞は、
許鞍華が1人で担当することになった。

昨年の主演女優賞受賞者スー・チーが所属する香港のメディア・アジアは、
昨日、スー・チーは、上海で撮影中のチャン・チェンと共演作「天堂口」の、
彼女自身の出演シーンは終わっているが、
ヨーロッパでのCM撮影があるために、金馬奨には出席できないと明らかにした。
(聯合報)


先頃、田壮壮の「呉清源」のノミネートが、
大陸からのクレームで取り消しになったこともあり、
チャオ・ウェイの出席取り消しも、お上の横槍が入ったためではないか
との推測も出ていますが、もちろん、チャオ・ウェイの事務所は強く否定しています。

金馬奨の前日の24日に開かれる亜太影展とは、
出席スターの取り合いが話題になっていました。
武は後者でノミネートされているはずだけど、どうするのかな?

(前略)
馬奨と亜太影展授賞式は、この週末に行われ、
スターの華やかさ比べが繰り広げられる。
亜太影展は「外国人軍団」の勢力が強く、
金馬奨は香港スターの顔ぶれで優勢に立つ。
これについて、金馬奨側は、亜太影展は3500万元もの予算があるのに、
金馬奨新聞局は1500万しか補助を出さず、
足りない部分は自分達の努力にゆだねられているからだと言っている。
日本、韓国のスター達は、いつも4、5人スタッフを引き連れてくるので、
とても金馬奨では頼めない。
それに、金馬奨は中国語映画のための賞であるので、
やはり中国人をメインにするのが当然だと語っている。

金馬奨は、昨日さらに2組のプレゼンターを発表した。
テリー・クワン、彭于晏が音響効果賞、
天心とチャップマン・トーがアクション設計賞を担当する。
金城武は「如果・愛」での歌唱で映画主題歌賞に
ノミネートされているに過ぎないが、「情誼厚く」、24日、台湾に到着の予定。
当日は、彼とジェイ・チョウの2人が、
レッド・カーペットの最大の焦点となるに違いない。
また、ここ数日、天候が不順だが、プロデューサーの侯文燕は、
「傘持ちチーム」を用意しており、
レッド・カーペット観覧のファンのための雨合羽も手配しているので、
ご心配なくとのことだ。
(自由時報)


コンビを組むジョン・ウーの話題。


画監督のジョン・ウー夫妻が、昨夜台湾に到着した。
最も気にかけているのは胡志強夫妻のことで、
胡家の人々がこの苦境を乗り切ってくれるよ心から願っている。
(ウーと古い付き合いのある台中市長の胡志強夫妻が、
重大な交通事故に遭ったようです)

また、ジョン・ウーは金城武を非常に気に入っており、
将来一緒に仕事ができるよう望んでいる。
(中略)
ジョン・ウーは北京で新作「赤壁」の準備に忙しい中、
わざわざ時間をさいて亜太、金馬の両授賞式に参加するため、
台湾に到着することで映画への熱い思いと支持を表明した。
彼は「2つの授賞式への招請に応えることは、光栄であると同時に、
映画人として果たすべき責任でもある」と話した。

ジョン・ウーは、金馬奨実行委員会が、彼と金城武との
作品賞プレゼンターを決めているのを聞くと、大変驚いていた。
彼が言うには、その話はよく知らなかったが、
しかし金城武は大変いいと思っている。
7、8年前会ったことがあるが、きれいなだけでなく、人柄も非常に誠意がある。
機会があれば、ぜひ一緒に仕事をしたいと語った。(後略)
(聯合報)


最後に台湾りんご日報の記事から。


気スターの金城武が最後の最後で金馬に力添えをする。
亜太影展と金馬奨は、誕生以来別々の道を歩んできた。
一昨日、亜太はジェリー・イエンの出席を発表、
主催者は彼と司会の林志玲との恋の噂であおる。
弱みを見せたくない金馬奨側は、昨日、突然、
行動がベールに包まれている金城武が台湾に戻って48時間滞在し、
金馬奨授賞式に出席すると発表、
2人のかっこいい男の争いの様相となった。

大スター登場

金城武主演の「如果・愛」は、今年の金馬奨で最多の12部門にノミネートされ、
主演のジョウ・シュンは主演女優賞の呼び声高いが、
彼はノミネートされず、わずかに作曲の高世章、ジョウ・シュンと連名での
オリジナル映画歌曲賞にノミネートされているに過ぎない。
ノミネート・リストが発表される前から、主催者は彼に出席のオファーを開始していたが、
「刺馬」の撮影があるため、スケジュール確保は難しかった。
また、中継を行う東風衛視も、毎年彼を煩わすのは非常に申し訳ないと、
オファーをやめ、映画に専念させることを決めていた。

「刺馬」の合間を縫って

しかし、亜太影展が、ジェリー・イェンの授賞式出席を発表すると、
金馬奨は盛り上げのために、もう1度金城武に交渉、
マネジャーの張漢菁も、彼が24日、日本より台湾に向かい、
25日には世界的な大監督ジョン・ウーと、
授賞式最後を飾る作品賞プレゼンターを務めることを認めた。
慌しい24時間の台湾帰国後は再び撮影に向かう。(中略)

作品賞のプレゼンターに

金城武は長年金馬奨のメインゲストである。
賞とは無縁のままではあるが、時間が許しさえすれば、快く応じて戻り、
事務所に苦情を言ったことは1度もない。(後略)
(台湾りんご日報)


授賞式の様子はI'm TVのサイトで中継が見られるようなので楽しみです!
レッド・カーペット(星光大道)は現地時間25日18時から(日本は19時になる)。


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