武ニュースDiary


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2006年06月29日(木) ビビアン・スーの話●「傷城」クランクイン●ニュース追加

ずっと関連ニュースがない、ということは、
いよいよ仕事が始まるのだなという予感ひしひしですが、
昨日、ビビアン・スーがマスコミの取材を受けたときに、
「傷城」のオファーを受けていたことを明らかにしたそうです。

6月16日のDiaryでご紹介した「壹周刊」にあったように、
ビビアンは外反母趾の手術で仕事を再開できるのは早くとも9月、
ハイヒールをはけるようになるのは来年3月ということで
このオファーを辞退。

また、このとき、スー・チーが「傷城」に出るかもしれないと
口をすべらし、あわてて、詳しいことは知らないと付け加えたといいます。

とすると、あの雑誌はかなり情報をつかんでいたということなのですね。
以上、今日の民生報の記事から。


●クランクイン

……と言っていたら、本当に始まったようです。
台湾のりんご日報がもう少し詳しく報じています。
記者会見前、6月末に撮影開始になるのではともささやかれていましたが、
それもまた、あたりだったのですね。


ディア・アジアの新作「傷城」が昨日香港の荃湾でクランクインした。
2人の主演男優トニー・レオンと金城武は共に現場に姿を現わしたが、
ヒロイン役だけは見えなかった。
昨日、主演女優はメディア・アジア所属のスー・チーであるとのニュースが流れたが、
これはこれまでのサミー・チェンだという噂とは全然違う。
これに対し、映画会社はコメントを望まず、来月10日まで待って発表する。

「傷城」の主演女優は、ずっとサミー・チェンではないかと言われてきた。
しかし、サミー・チェンはぜんそくの持病があり、たびたび体調を崩している。
現在、ビビアン・スーも下馬評に名が上がっているが、
昨日ビビアンはアンドリュー・ラウからたっての要請があったことを認めた。
しかし、足の傷が重く、9月前に演技をすることは無理なため、
辞退するしかなかったと言う。
昨日、微妙な口ぶりでこうもらした。
「私が出られなくても大丈夫、私の姉妹も上手ですから」

以前、ビビアンはスー・チーとは姉妹のような仲だと言ったことがあり、
それにまた、大陸のマスコミが「傷城」の主演女優はスー・チーだと
盛んに言っていたこともあわせると、
スー・チー出演の可能性は大幅に高まった。
昨日、メディア・アジア重役、巌念嘉はこの噂を聞くと、ハハッと笑い、
「10日に話します」と言った。

スー・チーは目下韓国で「我的老婆是老大3」の撮影中。
この2週間韓国の江原道と釜山でロケをしている。
炎天下のアクションシーン撮影で、辛さをもらし、
香港と台湾のおいしい食事を懐かしんでいる。
ことに撮影現場では毎日辛い食事が出るため、
あっさりしたおかゆが懐かしいという。

「傷城」の撮影もまた熱気に包まれていた。
昨日撮影班は香港の荃湾にある寺でロケをしたが、
トニー・レオンと杜汶澤(チャップマン・トー)が警官の制服を着て
指揮をしているらしいのだけ見ることができた。
現場には20数人のエキストラと装甲車、パトカーがいてものものしい。
昼食時間には、俳優とスタッフは一緒に寺院内で食事をとっていた。

1994年に「恋する惑星」で一緒になったが共演シーンはなかった
金城武とトニー・レオンは、「傷城」で再び共演する。
もし、これにスー・チーが加われば、どのような火花が散るか期待される。
(台湾りんご日報)


香港のりんごでも報じていますが、
ビビアンの件は台湾のニュースだったためか、
まだサミーが内定しているとの話を出しています。
昨日、金城武は記者会見に出るが取材は受けないとか、
余計なことをまた書いている大陸ニュースがありましたが、
りんごも最後にそれを付け加えるのを忘れていません。

撮影の様子も香港りんごに写真が出ていますが、トニーと車、エキストラです。
金城武も撮影終了後、ワゴンに乗って立ち去ったとのこと。


●ニュース、追加。まず、東方日報。 23:50


城武、トニー・レオン、チャップマン・トーは、
昨日早朝、チュンワンの竹林禅院で「傷城」の撮影を行なった。
映画の中で退役した警官を演じる金城武は、
顔中無精ひげだらけ、くずれ落ちぶれたイメージだ。
密教を信ずる金城武は、出番のないときは、寺に入って拝んでいた。

「傷城」は昨日正式に撮影に入り、映画会社の社長、林建岳もわざわざ現場を訪れた。
撮影中大雨だったが、先に室内のシーンを撮ったので、あまり影響はない。
撮影班は「水は財を呼ぶ」吉兆だと言っている。
また主演女優は、スー・チーに決まったと言われ、
7月10日に挙行される全アジア向け記者会見のなかで公式に発表される。

昨日は主演男優たちが顔をそろえて、最初の撮影を行ったので、
少なからぬマスコミがやってきて写真を撮っていた。
映画会社は撮影の様子が撮られてしまうのを避けるため、
スタッフ達はものものしい警備で、マスコミのカメラからさえぎろうとしていた。
ところが、金城武、トニー・レオン、チャップマン・トーら俳優達は、逆に、
楽しそうに笑いながら話に盛り上がっていて、少しも気分は影響されていなかった。
広東語がどんどん退歩している金城武は、ずっと普通話で話をしている。
また、寺での撮影なので、密教を信奉する金城武は、
出番のないと、寺の中で静かに拝んでいた。

他の2人の主演男優、トニー・レオンとチャップマン・トーは、
空き時間にはスタッフと「牙骹を打って」いた。
昼食の時間になると、みな禅寺で精進料理をとった。大変健康的である。
午後5時ごろ、次々と仕事を終えた。
前日が誕生日だったトニー・レオンだが、昨日のクランクインに備えて鋭気をやしなうため、
誕生祝はせず、自宅で休んだだけだ。

この他、昨日、監督のアンドリュー・ラウが脚本の書き直しをして、
トニー・レオンの出番を減らし、金城武の分を多くしたとの報道があったが、
アンドリュー・ラウはこの噂についての回答を拒否、
(トニーの所属事務所)ジェット・トーン側もそれを否定し、
監督との仕事は非常に楽しいと語っている。
(東方日報 2006.6.29)
    
     現場。雨が降っているので傘があります。

牙骹って、何でしょう?
最後のごたごたのあることを示唆する話は、同じ系列の太陽報にしっかり載っています。



ニー・レオンと金城武は、昨日警察物の映画「傷城」のクランクインに参加、
しかし、元来穏やかなトニー・レオンが役の問題で怒りを見せ、
さらに、監督のアンドリュー・ラウが何度も脚本を書き直したことで、
彼の腕のふるいどころがなくなったと指摘。
2人は撮影中も仏頂面で、顔をそむけあい、まるで仲違いしているかのようだった。

映画「インファナル・アフェア」の鉄のトライアングル、アンドリュー・ラウ、アラン・マック、
脚本のフェリックス・チュンの3人が手を組んで製作する新作「傷城」が、
長期間の準備を終えて、ついにクランクインした。
ただ、影帝級のトニー・レオンともう1人の主役金城武の共演だが、
もともとは穏やかなトニーが、撮影に入る前に怒りを見せた。
原因は次の通り。

監督のアンドリュー・ラウは、正義側の警官役にはずっとトニーを考えていたのに、
トニーは脚本を読んだ後、金城武をあてていた悪役が気に入り、
役の交換を求めた。
ところが、その後、トニーは脚本に手が入れられ、
なんと出番も金城武より少なくなってしまった上に、役の設定も何度も変更が加えられて、
大悪人に落ちぶれ、ひどくいやな役なので腕を振るう場所がない。
トニーは脚本を読み終わると、非常に不満を覚え、
そばにいた者たちにこう吐き捨てたと言われている。
「なぜ支離滅裂になるまで脚本を変えるんだ!」
結局、映画会社の幹部が出て、とりなし、ようやく事が収まったという。

映画は小雨の中、ついにクランクイン、2人の主人公、トニー・レオンと金城武、
及びチャップマン・トーら、その他の出演者は、
朝9時にはすでにチュンワンの竹林禅院に到着していた。
映画会社は5、6台の撮影用パトカーと数十人のエキストラを手配しており、大変ものものしい。

撮影中、監督のアンドリュー・ラウは金城武とチャップマン・トーとは
たびたび撮り方について意見を交わしていたが、
脚本に不満を持つトニーと親しげに話す様子は見えず、しばしば背を向け合い、
噂はさらに真実味を帯びてくる。
この映画を製作する社長の林建岳は10時から現場に現われ、
俳優達を励まし、昼にはみんなと一緒に精進料理を楽しんだ。

記者は昨晩、アンドリュー・ラウに電話で、
初日の撮影に雨は影響しなかったかと質問すると、彼は、
「雨が降ると撮影できないのか?
映画は撮り終わったよ! 1日で終わったよ!」と即答した。

今回、トニーとの仕事があまり愉快なことになっていないのではと言うと、
「答えない! その質問は答えない」
――そういうことがあったのは本当ですか?
「書きたいように書けよ!」
トニーの事務所の方は、トニーは脚本に不満を持っていない、
一緒の仕事は楽しいと語っている。
(太陽報 2006.6.29)


こういう不和話はいつでも出るもので、本当にしないほうがいいと思います。



BBS  ネタバレDiary  8:45


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