武ニュースDiary
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2004年01月19日(月) |
アニタの役はどうなった?(十面埋伏) |
クランク・アップ後、大陸の「十面埋伏・Lovers」 情報も一段落、 ポツポツと出てくる程度ですね。 アニタ亡き後の脚本の改変に関する記事が成都晩報に。
「十面埋伏」アニタの役は脇役に
アニタ・ムイが世を去って後、 チャン・イーモウはアニタ・ムイが演じるはずだった役を 削除したというニュースが流れた。 しかし、記者が昨日、「十面埋伏」製作部の内部の人間から得た情報によると、 この役は削除されておらず、ただ、主役から脇役に変わっただけだという。
知られているように、アニタ・ムイが亡くなる前、 引退して長いブリジット・リンを代役にあてることが検討されたことがある。 しかし、アニタは突然病気で亡くなったため、 大スターと言われる人たちは、この残された役には乗り気ではなかった。 それは、1つには、アニタの死でこの役を得たのだと言われることを、 もう1つには、アニタと比較されることを恐れたからだ。 そして製作部にとって最も頭の痛かったのは、 アニタの役は、物語の全局面を左右する重要なもので、 完全になくすのは無理だったということだ。
製作部は最終的に、この役を主役から脇役に変更し、 その人物の身分や名前は変えず、ただ、多くの部分を 金城武、アンディ・ラウ、さらには宋丹丹にふりわけることに決定した。 また、スター達がこの役を敬遠しているという気まずさを解決するため、 緊急に内地のあまり名を知られていない女優にアニタの役を依頼したのだった。
現在、ポストプロダクションの最中であるこの作品は、 カンヌ映画祭にねらいを定めている。 公開は9月の予定。 (2004.1.19)
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