ノーエの日記

2005年06月01日(水) 富野監督はバケモノか?〜「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」

はたまた年をとらない吸血鬼か?よくまあ、コレだけ20年という時間の埃と角質を剥がしてくれたものだわよ。
「御大崇拝なんて気持ち悪い」ってのはあるけど、ぶっちゃけ「いつまでも、も、ガノタに“御大、御大”って言わせてるんじゃない!」ってちょっと思っちゃいました。(エラそ〜。でも、ガノタだって単に面白いアニメ作ってホシ〜だけなんです。)

「アニメ史上に残る作品です」とご自身が言っちゃうところが凄くて、そこまで言うか〜とは思ったんだけど、はい、仰るとおり。
本気でモノを創る人間の心意気というか、心栄えというか、アニメでドラマを作ろうとして、ダテにスポンサーと喧嘩腰で作品作ってきたわけでじゃないって改めて思い知らされました。

ヒカ碁サイトの管理人として、とってもにやけたのが、ロザミア&ギャプラン登場のシーン。
ギャプランのカッコよさってのは前評判で聞いていたので、さすがって感じだったんですけど、ロザミアの声が浅川 悠さん(三谷くん役)なんです。
もう、ロザミアめちゃくちゃ美人でカッコよくて、浅川さんの声にドキドキしました。(何で???笑)

しかし、100名ほど入ることのできる会場は殆ど2〜30代の男の人ばっかりで、女の人は彼氏に付き合わされたであろう女性3名と、小学生の子供を(おそらく)口実につれてきたであろう人と、どう見てもSEED世代だろうと思われる女性5人組と管理人という一割しかいませんでした。
(勇気を出して(爆)友人を誘いましたが、『ガンダムは見ない!』とふられました。皆、健全な社会人なんだからっ!もうっ!ヒカ碁に嵌らなきゃ、アニメオタの世界なんかに戻らなかったんだ、私もョ〜。笑)

しかし、案の定リーマンとムクツケきオジサンたちばかりのガンダムの聖地と化した劇場の中で、二十年前の感覚のなかにタイムスリップさせられたような感じでとってもほっとしたなぁ…。(いや、ふつーはしない…ってか、出来ないって!)
若い連中は劇場の雰囲気に引いたに違いないと思うわ。
本当に妙な空間でした。
(お前が言うな!とお叱りを受けそうですが。)

TVに下るのを待つのもいいですが、劇場に行って見ておけば良かったってことにならないように、往年のガンダムファンは覚悟してくださいね〜。(ガンダムファンはここへは来ないけど…。苦笑)


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