いってきました、日本棋院80周年記念ファン感謝イベント。 豪華絢爛、楽しかったです。ほんとうに。
女流棋士による公開早碁対局では 万波佳奈女流棋聖vs鈴木歩女流最強位。 解説は、武宮正樹九段、山下敬吾九段に羽根直樹棋聖も。
予定ではこの後の連碁に出られるはずだったようですが、名古屋でのお仕事(第45期王冠戦(11/17 日本棋院中部総本部、中日新聞社主催))があるそうで、解説のTOPバッターを務めてくださり、その後名古屋へ向かわれました。 聞き手は小川誠子六段。 小川先生対局後、フツーにファンの方と写真撮ったり、されてました。 近鉄囲碁まつりでは、イベントを見に行くことが出来なくて、とても残念な思いだったのですが、これでその分も埋め合わされました。
トップ棋士による連碁団体戦は、80周年記念イベントならではのちょっとありえないドリームチームが結成。 林海峰チームvs大竹英雄チームという事で、 林海峰チームが小林覚九段、王立誠十段、依田紀基碁聖、小林光一九段、武宮正樹九段。 対する大竹英雄チームは高尾紳路八段、柳時熏九段、三村智保九段、趙善津九段、張栩本因坊。 司会進行が大竹英雄名誉碁聖、解説は林海峰名誉天元、石田芳夫九段、加藤正夫九段、工藤紀夫九段。聞き手は梅沢由香里五段という超豪華メンバー。
棋風がそれぞれ異なる棋士が三手づつ(六手)で交替するという形で、どんどん進んでいくのですが、本当に特別イベントならではでした。
八十周年記念出版「心に残る名局・名勝負」サイン会も依田紀基碁聖、王立誠十段、林海峰名誉天元、大竹英雄名誉碁聖、小川誠子六段、梅沢由香里五段、張栩本因坊、武宮正樹九段。 でも、サイン会の時間が終わった後も、色々な棋士の方が気軽にサインや写真撮影に応じておられました。
さすが囲碁の総本山。犬も歩けばTOP棋士に当たる。
とにかく、右を向いても、左を見ても、雲の上の憧れの棋士ばかり。 舞台に上がらなくても階段やエレベーターで河野臨七段、蘇耀国七段、小松英樹九段といった方たちと普通にすれ違ったり。 もう、心臓ばくばくしてました。 今、日本棋院にいたのが夢だったんじゃないかと思います。
囲碁殿堂資料館も素晴らしかったです。 週刊碁にも乗っていましたけど、幽玄の間に飾られてる、『深奥幽玄』の掛け軸は写しで、川端康成自身が書いた本物の掛け軸が展示されていました。 それと、一番胸打たれたのは、秀策の死をその父に伝えるために、妻ハナが書いたという手紙。 どのように発症して、どのように亡くなっていったか、事細かに報告されていました。(妻は強いなぁ…。)
ヒカルの碁で描かれていた棋院内部とは、かなり変わってしまっているので、アニメの印象をそのまま持っていくとちょっと違和感があるかもしれませんが、それでも、市ヶ谷の駅、和谷が立っていた場所、伊角さんがいたカフェ、ヒカルが駆け上っていった帯坂などなど歩きながら、なんだかとっても嬉しい気分でした。
最後に、棋院を後にして市ヶ谷から秋葉原までのJR総武線、同じ車両(ってか3人ほど挟んだすぐ側)になんと!三村九段がっ! うっうわぁ〜〜〜と心の中で思いっきり騒いでパニックに。(爆) まさかいきなり握手して下さいとも、サインくださいとも言えず、でも、隣にいた男性(おそらく棋院のイベントを見に行ってたと思われる人)が話しかけてお話されているのを、三村先生に気付かれないように、耳をダンボにしながら見ておりました。 (私が秋葉原で乗り換えたあと、三村先生、棋書(?)を広げておられました。)
ああ、本当に楽しかったぁ♪ また遊びに行きたいです。
|