ノーエの日記

2004年10月09日(土) ガンダムSEEDディスティニー

『21世紀のファーストガンダム』その謳い文句に期待したモノと、作られた新作の狙いとのズレでかなり感情的に違和感を覚えて段々、見るのが辛くなったってしまった『ガンダムSEED』。
第一話の出来がファースト・ガンダムへのオマージュとしてあまりに完璧だったので、その時抱いてしまった期待が時間がたつにつれて、重荷になってゆき、最初の放映当時は冷静に最後まで通して見ることは出来ませんでしたが…。
でも、いま自分自身のファースト・ガンダムへの想いとか、一度他所において、冷静に作品を評価するならば、作画レベル、動画レベルにおいては上質で、SF設定の使い方などで突っ込みどころは数知れず、始めのほうの演出や脚本にも色々もどかしさを感じたものの、後半はかなり良くなっていったかと思います。
アニメのオリジナル作品であれば途中で設定変更等は当然あっても構わないのですが、それが見る側にバレバレだったやり方だけはどうなんだろうとかは今でも疑問です。(情報は欲しいけれど、内情は隠しといてという、見る側のわがままではあるのですが。)

それはさておき、新しく始まった『ガンダムSEEDディスティニー』。
今回は『21世紀のファーストガンダム』があの『SEED』であると納得したあとなので、『SEED』の続編だと思えば抵抗はまったくといっていいほどありません。(ホントしつこいけれど、富野、安彦の『ファースト・ガンダム』の看板を持ち出さなきゃこれほどSEEDに抵抗感持たずに済んだのに…。)
最初のガンダムと続編のZの位置を意識しているのか、ジャーナリストのカイ・シデンの役どころにミリアリアがいるのがなるほど…と。
声優さんが以前にもまして豪華絢爛。
シャアとキシリアさまがお声でカンバック。ファースト・ガンダムファンへの心遣いとしては健気です。

何処まで着いていけるか解りませんが、今回はかなり冷静に見ることが出来そうです。

しかし姫さまにドレスを着なくていいのかと尋ねるアスランが、アンドレに見えてしまった…といったら、わかる人がいるでしょうか?(笑)


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