FayeBlue
目次過去未来


2001年08月18日(土) 出発の日



今朝方軽く眠り、気がついたらもうシャワーを
浴びなくてはいけない時間になっていて、
時間だけはいつもと変わらず動いているんだなぁ〜って
嫌でも感じさせられた。



昨日まではあんまり実感とか寂しいとかそういう気持ちは
全くなかったのに、今朝起きてシャワーを浴びてからは
ドキドキが止まらなかった。
これからの生活とかへの不安と期待へのドキドキと
ここを去るんだっていう現実を知ってのドキドキ。
色々なドキドキが混ざっていた。



昨日の飲み会から残っていてくれた後輩も
起きだして、さらにソワソワしてきた。
飛行機に初めて乗るチャッピーも
知ってるのか、知らないのか、朝から元気ではしゃいでた。
チャッピーの散歩をしていると、友達が遠くから
「あと少しで友達が迎えに来るってよぉ〜」って叫んでた。
私は慌てて戻り、荷物をまとめ
皆と外で待っていた。



“今日は泣かない。”って決めてた。
人前で泣くのが恥ずかしいってのと
やっぱり明るく出て行きたいってのがあったから。
でもやっぱり泣いちゃいました。



友達が来て、その友達に皆の写真を撮ってもらい
じゃぁ時間も時間だし、そろそろ・・・・ってなった時
最後に私と同じ時期に来た友達にHUGをした。
そしたら知らずと涙が出てきた。



過去に色々あった友達だったけど
何かあると助けてくれたり
相談にのってくれてたのは彼女だった。
黒人ミュージックが好きで、クラブも好きで
音楽とか笑いとかも似てるとこがあって
よく遊んでた友達だ。
沢山話したと思う。



彼女も人前では泣くのは好きくないって言ってた。
でもあの時少し泣いてたよね?!
ちょっと嬉しかったよ。
嬉しかったって表現でいいのか、上手く言えないけど。
泣くのが嫌っての知ってたから、なんだかそう思ったのかも。
皆が去っていった時期と違ってたからかなぁ・・・。
また私も中途半端な時期に去ってしまったからかなぁ・・。
それでかなぁ・・・普段あんまり感情を表に出さない彼女が
泣いてしまったのは・・・。



やっぱり4年間色々辛い時期や楽しい時期を
過ごした友は違う。
色々な私を見てきただろうし、私も周りの友達の
色々なことも見てきた。
そういった成長とか変化の過程をも見てきた仲っていう
友達だったからだろうか。
その子だけに限らず、同じ時期に来た友達は
そういった感じの感情が入る。



ありがとう。




さてさて予定よりちょっと遅れて出発した私達。
友達のバイト先に寄ったりしてたら30分も遅れてた。
しかも今日に限って、インターステイトの工事が
いつもしてない所でやっていて、2車線が1車線になっていた
道がかなり長くあって、少々時間が気になってたりした。



12:24発の私の飛行機。
私達はその20分前に着いた。
友達は外で少しタバコを吸ってるって言ってたけど
私はチェックインを済ませたかったので
とりあえず手短なさよならを言って(念のため)
また戻ってくるつもりだった・・・・



が、しかし、



チェックインに少し時間もかかり
(なんせイヌがいたもんで)
その上チェックインした時点て出発20分前、
そんなんだったからチャックインのカウンターで
無事チェックインを終わらせると
「You Have To Go Right Away」
なんて言われちゃって、結局その友達にも
さっきの手短なお別れしか言えなかった。
お礼さえもちゃんと言えずに、私は走っていた。



まぁ、想像のおつきの通り、私が最後の乗客で
私が乗った2〜3分後にはゲートを閉じていた。
間一髪セーフだった。
この先思いやられるなぁ・・・ってな感じのスタートだった。



まぁ、でも飛行機の旅は順調にいった。
今回初めて使ったTWAもサービスも良かったし
予定通りの飛行機の発着ですんなり済んだし、
チャッピーも心配していたほど飛行機の中では泣かなかったし。
(そうなんです、イヌを飛行機内に持ちこんだのです)
機内にイヌを持ち込んでもOKっていう
飛行機会社を国内で探すのは大変だったよ。
(なんせギリギリでチケットを取ったもので・・・)



予定通りにLAに着いて友達とも無事会え、
その日はその友達の友達と夜は日本食を食べ
今日一日長かった旅も終わり、眠りについたのです。



これからはアパート探しの日々が始まる。
期待と不安が入り混じる中
私は眠ったのです。






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