北の国で生まれた方が東京で暮らしておりました。 一般的イメージの北より、ちょい手前かな。 今春で帰郷するそうです。
どうにも気になって気になって、 「一度で良いから飲みの席などで話をしてみたいものだ。 故郷の言葉で語るのを聴いてみたいものよ」 と思っておりました。
「そうか。私はこの様な風貌で、 この様な雰囲気の人も良いと思うのだな。 このままだと、こういう感情の流れの行き先は 『この人が好きである』に、行き着くものだが 今まで好きになった事のないタイプである」 と自分自身の感情など、観察してたりなんかして。
で、私の秘かな野望は達成されたか否か。
気がつけば、 会えるはずの場所で会う事もめっきり なくなっておりました。
現実は飲みに行くどころか、 その人を見かける場所で会っても 挨拶さえ交わす事なく日々は過ぎまして。
ハイハイ。 残念デシタ。
だってねぇ、 用事があって声をかけた時でさえ、 必要最小限の二言三事。
口ベタなんかと思っていたら、 他の人とはけっこう話してやんの。
ナンか「避けられてる?」って感じすらアリ。 私にも話くらいさせろ。
なんてな。 自意識過剰というものでしょう。
すでに帰郷してしまったのかも定かではないです。 帰郷間際までその方が、 私と会う、そういう場所に来る必要も ないといえば、ないですし。
ともあれバイバイ、元気でね。
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