喰いえるコトなど

グルメ?何それ?ウマイはウレシ、マズイはタノシ。
いわゆるひとつの食い意地日記

2002年10月26日(土) 素朴な「なんで?」



最近チョコレート製品を購入すると、気になる表示がある。
なんかしらナッツを製造やら加工やら、とにかく
「この製品を作った機械に、ナッツが触れていましたよ」
といった意の表示がある。


例えば。
「この製品は、ピーナッツを使用した設備で製造しています。」
森永製菓株式会社
『みんなが選んだ人気No.1エンゼルパイ
PrettyStrawberry』パッケージより

その具体的表記は違えど、
けっこうな確率でチョコレート製品に、こうした表示がなされている。

これって、「なんで?」。


憶測
チョコレートとナッツオイルって相性が良くて、美味しくなるから?
「ナッツに触れた設備でチョコレートを作る事によって、
商品がより豊かな味わいになるっちゅもんやんけ、分かってくれよ」って事?

なんて思っておりました。


だってねぇ、なんだかんだいってナッツ入りチョコレートって美味しいし。
中でもヘーゼルナッツ。
日本では馴染が薄かったけど、海外の美味しいチョコレートには、
板チョコでもヘーゼルナッツオイルやクリームが添加されている事が多いし。

==============================
そうそう、言い訳しときます。
ワタクシ、
「添加物」=悪!!
というイメージの元、過去日記を書いておりました。
よくよく考えれば、添加物のなかにはもちろん、
有機栽培でつくられた食品などもふくまれる場合もございまして。
「添加物」=悪!!
ってぇのはなんとも安直な姿勢でございました。
==============================

最近は100円ショップでも、いろんな国の菓子が購入できて。
裏の表記を読めば、やはり原材料に
ヘーゼルナッツ関係のなんかしらが入っていたり、
ヘーゼルナッツクリームとチョコの組み合わせ商品も
イロイロ販売されております。

そろそろ、そんなに馴染が薄い話でもないですかね、
「チョコレートとヘーゼルナッツ、豊かな味わいを醸し出す仲良しコンビ説」。
って、勝手にひとり心の中で唱えておりました説ですが。

まぁ、ヘーゼルナッツに代表されるナッツオイルやクリームがだな、
チョコレート製造にとって旨い味をだすためのキーポイントでさえあると、
ワタクシは思っておった訳で。
英語でいえばリッチテイストになるもんやな、と。


そんなこんなで上記、気になる表記がなされておるのかと憶測しておりました。

「どうやらチョコ&ナッツ、相性良い説が認知されて来ておるようじゃ。
製造過程にてナッツが触れておる=例えナッツが原材料に入ってなくても旨いチョコ
てなもんじゃ。
旨い理由、一を聞いて十を知ると言うものじゃ、
良きかな、良きかな、フォ、フォ、フォ・・・」

なんてどこぞの翁にでもなった気分でチョコを齧っておりました。


ところが世の中、私が体感し、
それに基づき憶測した世界とはエライ違っておりまして・・・。



続く。





 < ソレまでのコト  INDEX  ソレからのコト >

キキ [お茶の時間] [MAIL]