喰いえるコトなど

グルメ?何それ?ウマイはウレシ、マズイはタノシ。
いわゆるひとつの食い意地日記

2002年08月25日(日) 美味しかった丿初体験




お友達に食品ギフトを頂きました。
ありがとう、ともだち。


中にタッパウエアに入った頂き物のお裾分けがあって。

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小鮎の甘露煮は滋賀から、
干物は尾道からおくられてきたものです。
一応、保冷剤入れたけど、
ムリそうなら処分してください
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ですと。


「そんなはよワルなるかいな」などと思いつつ、
鮎の甘露煮、味見。


ぱっくんチョ。



小鮎の甘露煮って、初めて食べたんですけど。

・・・・・・・・・・・美味しいなぁ。



全長5センチ程の小鮎を煮とる訳ですが、
ホンッと、まさに甘露、甘露。

見た限りにおいては生姜と山椒と大豆が一緒に煮てあります。
これらがね、絶妙のバランスを保ってます。



話はそれますが、鮎の塩焼きも大好き。

整った形で焼かれた鮎を、箸でモミモミするわなぁ。
骨と身をなんとか、やんわり離れるように。
ころ合いを見計らって、頭はずして。
後は尻尾を引っ張って。
本体が千切れる事なく、
上手いこと骨だけ出てきたら大成功。
アレ、成功したらめっちゃ嬉しいなぁ。

成功したのんを頭(は無いけどさ)の方から口に頬張って。
ワタの「ホロにが」味と、身の「サッパリ」味とが口で混じって。
もヒトツついでに張りのええ皮の味も混じって。
アンタそりゃもう!!

・・・・・・ふぅ。

ため息モンの旨さやなぁ。

そんなんを、もしゃもしゃ食べて。
最後は尻尾のほうのシッカリした身の味と、
塩味の利いたパリっとした皮の味が〆る、と。

あぁ〜、鮎の塩焼き・・・食べたいねぇ。





まぁ、そんな具合に鮎の塩焼きが好きです。
私には味わう過程において、ワタがかなり重要な役割を占めます。

身と皮だけでもモチロン美味しいですけどね。
品のある味っていうか、サッパリとして。



で、小鮎の甘露煮も。
こっちもワタの味がエエ味出してます。

一匹まるまま口にするでしょ、
鮎のワタが「ホロにがぁ〜」っときて。


 

私、飲酒を常としません。
アルコールに強いわけでもないし。
ところが、こんだけ美味しい酒のアテを口にすると
「旨い酒が欲しい」って思いますね。
不思議なもんで。

美味しいバゲットやチーズを食べたら、
「旨いワインが欲しい」と思うし。

そういう時って理屈じゃなく、身体が欲してます。

身体が「旨い味、組み合わせの妙」を覚えてるんでしょうな。



「ちょびっとずつ慈しんで食べるにゃ!」
と思っていたのですが、夢破れたり・・・。

味見時点で、半分無くしました。
今日、全部食しました。

慈しむ隙も与えず、食べ尽くしました。
口が欲するまま。

あぁ、欲望の奴隷。



ともあれ。
美味しかったの初体験、これにてオシマイ。





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