ゆりゆり日記
ただ知ること
過去にあつめたカケラで出来る絵は
その瞬間瞬間ごと
いつも完璧だということ
そうして明日を未来を生きていく

2019年04月19日(金) 末代までの紬

大島は三代
結城は末代まで
と俗に言われるらし

なるほど
その肝心な結城紬は
あまりにも高額過ぎ
新品は勿論のこと
ユーズドでも
別格である

伝統工芸品に認定される
本場モノは
糸にする段階から
手技による工程が全て
と言っていい位
変態的に手間が掛かっている

けれども
素人目には
なかなか見極められる
ものではないらしく
しかも証紙に至っても
偽物が横行しているのは
大島の比じゃない気がする

なのでここは
本場でなくて
少し外れた地域で
織られた結城でいいから
一度は手にすべき
とか思っていて

それは実は
画像からも
ただならぬふくよかさが
伝わって来て
出自はともかく
触れてみたいとだけ思い
届いたワケなんだが

いやー
もう
それはそれは
素晴らしく細かい絣で
洗う程に風合いを増す
って感じが
ひしひしと伝わって来る

絹の光沢がない
ふっくらとした織物は
野暮ったい位の
民族衣装感を醸し出していて
柄にも由るんだけど
圧倒的に素晴らしい

良かったなあ
日本人に生まれて

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ゆりすこ [MAIL] [吉祥堂]

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