日差しがあたって 柔らかくなった雪を 何度かに分けて除けた
そうやって 過ごした午後 やはりやはり やらねばならない と気合を入れて
面倒だった部分は 殊更に丁寧に 手縫いで仕付けもして 安心できる状態で ミシンを掛けて
完成した
オーダーする方も 受けたわたしも 話しの時は本当に軽く 直ぐにでも 出来上がりそうだった けど
やっぱり かつて何度も感じた 自分のしたい事と 社会性とのギャップが すんごく プレッシャーになった
どうやって 乗り越えるか ってーと ひたすら人参を 頭に描くしかないさ
ともかく 生きて行くんだ
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