年明けの会議で 雪かきの話題になり 早出の手当を付ける って確認までした
八時前に家を出て 歩いて歩いて 辿り着いたら そこは延々と広がる 新雪の処女地
おそるおそる 足を踏み入れて いざ シャベルを入れる
少しずつ 広がっていく 開拓地を見ながら それでも 一番下の氷の層は なかなかに手強く
ひたすらに 独りで頑張り 始業の10分前に 余裕で奥さんの車で ひとりが到着し それからは皆尽く いつものギリギリ出勤だ
当然 送迎に間に合うワケもなく 続々と電話を掛け 或いは掛かって来て 遅れるの言い訳 それは困る って言われてぼやく
なんだかな こんなに緩くても やってイケるんだ 有り難い ってことを 忘れちゃいけない
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