トマトの煮浸しに 今更はまり
小さいのやら 大きいのやらを 丁寧に湯むきしてから 煮崩れないように コトコトして 出汁ごと冷やす のを繰り返し常備
なんすかね 生のトマトを ただ切って入れるより お弁当のなかに 一皮剥けた素地の赤が 入っている美しさは たまんない
ああ そうよ こういう感覚よ
どうしてそれを 失っているのか 解らないけれども 世界のなかに 新しい色を注す ような
今までに 世の中になかった そういう素材感と 色との組み合わせを 纏えるように こしらえる
そういう感覚 でもって たぶんわたしは 服を作っていたのだな と 遠ざかりながらも 少しだけおもえたよ
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