幸福論 はるか

2006年04月07日(金)  例えば
家に帰ってくる彼を
おいしいごはんと
ビールで出迎えたり
どっちかが出かけるまで
彼の腕の中にいたり
彼の漕ぐ自転車の後ろに
乗っていられたり
手を伸ばしたら
当たり前のように
握ってくれたり
寝ている時に足を絡ませたり


そういうのを
ひどく幸せに思う
小さいことでもいいの
あたしにとっては
どれも大切なものだから
大好きな人が
自分を必要としてくれる
こんなに幸せなことって
ないよね


何時までも
仲良しでいよーね
このまま年を重ねて
何時か子どもができたら
今までのことを
話せるくらい
更に年を重ねて
お互いしわしわになっても
恥ずかしげもなく手を繋いで
幸せだねって言えるくらい
何時までも
仲良しでいよう


もう
その手を
離したりしないよ

 
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