今日もサンガリア
えむつー



 ご冥福をお祈りします

いかりやチョーさんが亡くなった。
なんつーか、こう、来たなぁって感じがした。

自分の好きな芸能人が亡くなるような歳になるほど、時は過ぎているんだな、と。

俺は彼を『ドリフ大爆笑』で知った。
なんつーか、そのときは苦手な感じがした。
雷様はつまらなかったし(w
いつも怒っているような、そんな感じがして苦手だった。

だから、自然に志村やカト茶のほうに流れていってた。
多分、そのころ見ていた子供たちのほとんどが、そうであったと思う。
志村やカト茶は『笑い』を提供する技術に関しては超一級だったからだ。

でも、彼の存在がいかにドリフターズをドリフターズたらせたことか。
志村やカト茶が好き放題やっていては、多分収拾がつかなくなっているであろうコントを、巧く締めることができたのは彼だけなのではないだろうか。

ドラマ界に来てからの彼の活躍ぶりは、言うに及ばずだ。
哀愁を漂わせる、なんともいえないオヤジ役がとても似合う人だった。
枯れているように見えるのに、心の中に強い炎を燃やしているような、俺の理想のオヤジ像だった。
いい加減、じー様になっていたのに、それでもかっこよかった。


お悔やみを見てみたら、今年で72歳とのことだった。
なんとも寂しい。それしか言い様がない。



『次行ってみよ〜!』・・・・・・もう次はない。

2004年03月20日(土)
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