Home  BBS  恋文  ←1コ前  目次  →1コ後



2005年07月17日(日)
 福島へ行きましょう、其の壱。

久しぶりの2連休。
疲れた身体と心を癒したい、とにかく羽根を伸ばしたい、何もせず何も考えずのんびりお湯に浸かりたい、そんな思いを込めて福島のとある温泉へ。









まずは恒例のSAつまみ喰い大会が始る。
佐野SAにてパイナップルととうもころしを購入。
茹でたてのとうもころしは甘くてとても美味しかった。



 そしてこうなった。





渋滞を覚悟して乗った東北自動車道は意外にもスムーズに流れていて、目に付いた渋滞は日光と那須高原の出口渋滞だけで、それ以外は隊長の恐ろしい速度での運転満喫タイムとあいなったワケで、、、、、とても怖かったワケだ。



 須賀川温泉 おとぎの宿米屋。
 〒962-0043 福島県須賀川市岩淵字笠木168-2
 電話 0248(62)7200
 http://www.e-yoneya.com/




こちらが今夜の宿泊先。
ネットで見つけたこちらのお宿、田舎道の真ん中にポツンとあり、周りは田んぼと畑のみ。
一軒宿らしく、繁華街も観光する場所も何もない、とにかくのどか。
ただただお湯とお食事とそしてのんびりした時間を過ごしたい、そういう思いで選んだのだが、ステキだったのはお湯とお食事だけではなく、何より押し付けのない温かい気持ちの良いおもてなしだった。


 到着後はロビーにてウェルカムドリンク。
 渡された温かいおしぼりは桃の香り。
 ブラックベリーのワインの隣りにある宝石のようなものは、
 「ぶどう氷」というお菓子。
 外側が氷のように固くて、中はゼリーのようにプルンとしている
 面白い食感のお菓子だった。

ドリンクをいただきながらチェックインを済ませ、客室へご案内。


 本館和洋室。
 チェックインの時間までまだ30分はあったものの、
 早く着きすぎたワタシ達を待たせることなく
 客室に入れてくれる気配り。
 そして、客室ではくどい説明など一切せず、
 あっさりと退室してくれるのが有り難かった。













 女性限定サービス。
 キレイな浴衣を1枚どうぞ。




お部屋には浴衣が2枚もあったけど、更に1枚チョイスできる。
ワタシは大好きな黄色の浴衣。
みんな嬉しそうに着てたけど、ワタシは浴衣は着ない派なので選んだだけで終了。
(ヒンソな身体には子供の縁日のようで似合わないのだ。)

お風呂かごに着替えを詰めて温泉へ。



 内湯と露天風呂
  アルカリ性単純温泉
  源泉100%「かけ流しの湯」



ほうじ茶を薄めたような茶色のお湯、硫黄の香りはさほどなく、見た目はさっぱり。
浸かってみて驚いたのは、肌に吸い付くヌルっとした感触で、お肌がしっとりテュルンテュルンになるのだ。
のんびりゆったり浸かるには最高の湯質。
だけど何しろ熱い!!
42℃の湯温では肌が痛くて浸かれない。
温度に慣れても熱すぎて長湯できない。
どちらかと言えば熱いお湯が好きで、温めの温泉を快く思っていなかったワタシだが、本日考えを改めました。
お酒温泉は温めのがいいね。
せっかくの湯質が台無しで、ちょっと残念だった。

温泉と昼寝を数度繰り返し、お楽しみの夕食へ。

『文月お米会席』
一品ごとに稲田米を使った懐石風お料理は、米屋オリジナルのフルコース。








 食前酒:梅酒
 前菜:鱚一夜干し、豚角煮、穴子八幡巻き、枝豆豆腐、ミニオクラ、アスパラ、車海老、煮鮑、地竹、鰊
 飲み物は地元の白ワイン、ビール、そして純米酒を2種類ほど








 吸物:鱧のじゅんさい椀  凌ぎ:蟹茶巾  お造り:大トロ、生雲丹、烏賊、平目  焼物:鮎の塩焼き、きゃらぶき








 煮物:冬瓜の宝石箱と伊勢海老具足煮  
 揚物:夏野菜の天婦羅(米茄子、パプリカ、ズッキーニ、ベビーコーン、ジャガイモ)
 口直し:古代米入りそーめん








 主菜:福島牛のサーロイン石焼  
   手前が生、奥が味噌漬け  熱々の石の上でさっと焼いたお肉をサンチュに巻いていただく








 酢物:海そーめん(タピオカとクコの実入り)
 お食事:麦トロ、具だくさん味噌汁、香の物
 デザート:胡麻のグラニーテ、抹茶のアイスクリーム、季節のフルーツ


見ての通り、お料理は圧巻!!
部屋食ではなくワタシの好きなレストラン食。
浴衣でOKの食事処なので、ワタシはすっぴんでもOKと解釈した。
リラックスした雰囲気の中、温かいものは温かいうちに、冷たいものも冷たいうちに、1皿ずつ運ばれたモノをワクワクしながら食すことができる。
料理の内容、バランスはとてもすばらしく、福島牛も(特に味噌漬けが最高!)いわきから運ばれた魚もとても美味しかった。
そして更にワタシを唸らせたのはお野菜で、素材の旨みがこれでもかと言わんばかりに引き出されたお野菜は、甘味たっぷりで本当に本当に絶品だった。
サービスもとても心温まるもので、約2時間の間とても幸せなひと時を過ごせたのだが、強いて言うなればお皿の出るペースがちょっーと速すぎかな。
お造りまではいいペースだったのに、その後はあおられるようにお皿がどんどん運ばれてしまい、広いテーブルがいっぱいになってしまうほどだった。
もう少しゆったりと楽しみながら食べたかったな。

それにしてもボリュームも凄くね?
男性でもかなりの満腹感を与えるこのボリュームは、普通の婦女子では絶対に食べきれないかも。




↑姑息な投票ボタン。押していただけると明日も飯炊き頑張れそー。




食後2時間は動けなかったけど。


皆様の秘密レシピ随時募集中です。投稿は恋文にてどうぞ!

 Home  BBS  恋文  ←1コ前  目次  →1コ後

↓「MAIN DISH」投票ボタン。



今日もまた最後まで読んで下さって感謝感謝でゴザイマス。

↓「MAIN DISH」定期購読ボタン。



オレ様のへっぽこ晩御飯をmy登録されているエンピツ作家の皆様アリガトウございます。

マイセレクトを「SPICY TALK」に設定しているため、発見がかなり遅れがちです。ごめそ。

MAIN DISH キル /