近すぎるが故に足が遠のいていた箱根へ、GW最後にのんびりゆったりお泊り旅行。
箱根湯本温泉 天成園
〒250-0311 神奈川県足柄下郡箱根町湯本682
電話 0460(5)5521(代表)/FAX 0460(5)7513
http://www.tenseien.co.jp/
一泊3万以上が当たり前のこの時期、箱根にしてはとてもリーズナブルな価格設定だったので、これっぽっちも期待せず行ったのですが、この規模の温泉宿にしてはまあまあ頷けるところでした。
天成園一番のウリは何と言っても温泉。
園内に4本もの源泉を有し、肌に優しい弱アルカリ性のかけ流しの湯を満喫することができます。
日帰り温泉にも力を入れており(右は日帰りの湯『飛烟閣』玄関)、無料休憩所や食事処、もちろんバスタオル等のアメニティも揃っていて、宿泊なしでも充分楽しめるようです。
ちなみに客室のお風呂も温泉です。
また、お湯の恵みに加えて水の恵みをたっぷり。
広い庭園内にある滝「玉簾の瀧」は、岩間から幾筋もの白糸となって湧き出す伏流水。
口に含むと柔らかくてまるいこの水は、館内全てに行き渡っており、もちろんお料理にも使われています。
温泉でゆっくり身体を休めた後は、
お部屋にて「名水会席」を。
『春風駘蕩』
先付け:とろろサーモン山葵風味
ワインは家から持参したシャトーホンジョー樽。部屋の冷蔵庫が壊れていて、仲居さんが慌てて冷やしてくれますた。
前菜:稚鮎南蛮漬、豆帆立酒蒸し、馬鈴薯焼き、新緑進上、スナックエンドウ辛子マヨネーズ、市松八幡
刺身:鮪、鯛、刺身蛤、斤目鯛、妻一色
焼物:鰆柚庵焼、峰岡豆腐
陶板焼:足柄牛の天成園風ステーキ、玉葱、青唐、椎茸、パプリカ
煮物:鶏利休煮、穴子白焼き、蛍烏賊芝煮、春大根、帆立餡
揚物:小海老と新ピース、鰈、米茄子、篠竹、絹さや
酢の物:ズワイ蟹、海老芋利尻煮、防風、卸しポン酢
椀:蟹団子、焼き茄子、三州仕立、 白米
デザート:メロン、ブレープフルーツゼリー、ラズベリー、ホイップクリーム食事はちょっと物足りないものの、まあ値段相応と言うべきでしょうか。
刺身の鮮度が最悪でしたが、足柄牛が想像以上に美味でした。
が、やはり部屋食よりレストラン食の方がワタシは好きです。ええ。
食後に再び温泉を満喫し、翌朝も5時からまた満喫し(お風呂の数が多いのでノルマの5回はなんなくクリア、うけけけけ)、朝ご飯を食べどこにも寄らずに帰りました。
何もせず温泉だけを楽しむ旅、疲れた身体には良かったかも。
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