今年もGWは実家に帰省しました。 「夕飯、何食べたい?」って聞かれて答えたのが『たまひもの煮つけ』 もうちょっといい物頼めば良かったって思いましたが 何故だか好きなんです。 ゆで卵の黄みでなく、たまひもの黄みが。 ゆで卵って、シッカリ茹でてしまうとパサパサになっちゃうでしょ。 あれ、苦手でね。。。 たまひもを煮付けたのって、煮過ぎてもパサパサにならないんですよ。 妙な歯ごたえがあって、好きです。
駅まで迎えに来てもらい、その足で駅前のスーパーに買い物に行きました。
要望食材 たまひも(え〜、知らない方に。鶏の卵管、卵巣、生まれる前の卵) 生姜 鰯 納豆 お刺身盛り合わせ
早速家へ戻り、夕食の準備です。
鰯団子のお吸い物も好物で、でも団子の作り方って知らなくて、今回教わってきました。 忘れちゃいけないのでここで復習。
1・鱗が取れてなければ取る。 2・えらに指を突っ込み頭を千切る 3・お腹に包丁を入れ内臓を取り出す 4・水でさっと洗う 5・内臓が入ってた部分を親指で押し開いていく 6・出てきた骨をぎゅっと押す(身と骨が離れる) 7・骨を剥がす(尻尾も簡単に取れちゃう) 8・背びれを剥がす 9・包丁でとにかく切る&たたく 10・ある程度潰れたら、すり鉢に移す 11・味噌・卵を加え、擂る 12・とにかく擂る(擂れば擂るほどフワッとなる)
団子は以上。
我が家では、ごぼうをササガキにしたものも加えてお吸い物を作ります。 たまひも煮は、何度か湯通しし、生姜と一緒に煮ます。 醤油・酒・味醂はお忘れなく。
ん〜 素朴で高級食材とは程遠い夕食のメニューでしたが、 子供の頃に食べてた母の味は健在で、「やっぱりこれなんだよぉー」 ってつくづく思いました。
きっと、自分で作ってもこの味は出ないんだろうな・・・ おにぎりとかって、自分の母親が作ったのが一番美味しかったりするでしょ。 塩の付け具合とかお米の硬さって、家それぞれ違うからね。 でもそれだけじゃなくて、母親の手に染み付いた食材の匂いとかってあるっしょ あの手こそが、母の味を出すんだ、きっと。 お袋の味ってやつね。
食べれるうちが幸せなんだね。 明日は母の日だ
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