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2001年03月23日(金) ストレンジ・デイズ

我が家には唯一の同居相手である金魚が一匹、特定のスペースの中で生活しております。
この子には当初仲間がおりました。それも9匹。
1998年の年末、ふらっと立ち寄った熱帯魚屋。
ピラニアやアロワナが悠々と泳ぐその下の小汚いケースの中、
ひしめき合って餌となる日を待ちながら暮らしていた彼らを「観賞用」として購入することにしたのです。
店員に5匹でいくらかを問うと「5匹でも、10匹でも50円」と言われ、結局10匹を購入。
直径30cm足らずの金魚鉢が彼らのスペースとなりました。

しばらくは皆元気に暮らしておりましたが、所詮金魚スクイ並みの彼等。
一匹、また一匹と天に昇って行き、約1年半ほど経った頃には3匹にまで減ってしまいました。

仕事を終えて帰宅したある日のこと、どうも金魚鉢の様子がおかしい事に気付きます。
近づいて見てみると、うち一匹が狭いスペースを物凄い勢いで泳いでるのです。
ん? ・・・・・・・・・(2歩後ずさり)
なんとその子のありとあらゆるヒレが、ズタズタになっているではありませんか!
どう見ても昨日までの可愛い金魚じゃありません。
そう、もののけ姫に出てくるダイダラボッチも顔負けの姿にしたのは、元はと言えば私の責任。
数日餌を与えておらず、いつもその子を苛めていた他の金魚に食べたれた模様。

あ〜〜〜我が家で共食いが起こるとは。
金魚なんて餌をあげなくても早々死にはしないと思っていた私が馬鹿でした。
数日後、彼は他の仲間同様、天に昇っていき、半年後にもう一匹も。

と言うことで、ここ半年ほどはその共食い犯と一対一の生活。
図体もデカクなり、色もなんだか薄い(=可愛くない)。
それでもつい話し掛けてしまう私と共食い犯の生活はまだまだ続くのです。。。


















はまちゃん