すばらしい日々
2006年03月07日(火)  対象外

書かれた言葉を見て
「こんなに待たせておいてこんな返事なのか」
という気持ちと
「あの人らしいなぁ」
というちょっと苦笑したいような気持ちが同時にわいた。

私は
「もっと良い、私を傷つけないような言い方があるだろ」
って思った。
けど、その手紙を読んだ友達は
「すごく考えてあるなぁと思ったよ」という感想だった。

好きな人がいるとか
そんな理由ですらなくて
もっと単純に
『恋愛対象としてみる事ができません』。

『見ないようにしていたのか、見ない振りをしていたのか。』
それは私にも言えることです。
むしろ私の事です。

分かってたけど
考えないようにしてた。
気づかないようにしてた。

私は水色のスカートは似合わなくて
組曲の服も似合わなくて
浴衣も似合わなくて
うなじも綺麗じゃなくて
化学も全然出来なくて
人間関係で悩んでも相談なんて出来なくて
つまりちっともあの人の好きな人とは違うタイプの人間だった。

でも思っちゃうよ。
じゃあ何で「一緒に行きますか?」ってのにちょっと迷ったのさ。
何であの日にちょっとでもためらったのさ。
何で即答しなかったのさ。

困らせたかったんじゃないから
あんまり悩んでなさそうなあの人を見て安心した。
たとえ心の中で悩んでいたとしても。
でもひとかけらも悩んでなかったとしたら
それは嫌だ。

もっとかわいくなりたい。
もっといいこになりたい。


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