Shigehisa Hashimoto の偏見日記
塵も積もれば・・・かな?それまでこれから


2005年04月22日(金) 放送の苦笑時代

a.昨晩、木村カエラが出演したナイナイのオールナイトニッポンを聴いて、アイドルは声(というか話し方)が極めて重要であることを再確認した。
「矢部は彼女に謝りメール。岡村は沖縄から奇跡のメール。ナイナイはメールし放題!」

b.最近、極楽とんぼの山本が自分の子分を引き連れ、「軍団山本」と称してテレビ出演する事が多くなってきた。だが、しょせん山本程度の芸人が派閥を作り、さらにその頂点に位置する構図は物凄く違和感を感じる。要するに力の衰えを人脈でカバーしようということか。

c.「報道ステーション」が波風も立たぬうちに二年目を迎えたことは私にとってかなり意外な出来事であった。今から1年あまり前、久米宏の後任がこともあろうに古舘伊知郎だとわかった時は、テレビ朝日のキャスティング能力の低さに思わず苦笑してしまった。実際の放送を観てからも古舘キャスターへの違和感はぬぐえず、「これならば良くて一年だろう」と高をくくっていたものである。
別に古舘を批判しているわけではない。しかし、久米のようなジャーナリスティックな主張ですらテレビ・ショウの味付けとして意味を変えてしまうほどの強引さが彼にはないのである。そもそもプロレス中継でのイカサマ的な過剰実況がニュースキャスターとしての出発点であった古館では、久米とは住む世界が違いすぎる。これは明らかにキャスティング担当者の責任である。
というわけで終わって然るべきの番組が、依然として続いている面妖さである。これだから世の中は怖い。このようなおかしな風潮では、この度リメイクが全編にわたって施されたドラえもんも、その未熟さに気づかれないまま、案外長続きしてしまうかもしれませんね。


橋本繁久

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