Shigehisa Hashimoto の偏見日記
塵も積もれば・・・かな?|それまで|これから
一夜明けても衝撃はおさまりそうにない。そりゃそうだ。こんな最悪な事が希望の21世紀最初の年に起こってしまったのだから。 ただでさえ人類行き詰まりの間がぬぐえない昨今。今回の事件は致命的なカウンター・パンチになりかねない。 世界大戦の脅威が静かに忍び寄っているのだ。
はばかりながら僕も世界史を学んできたので世界大戦の恐ろしさはある程度は知っているつもりだ。1次大戦も2次大戦も本当に酷いものだった。ともに人類滅亡の一歩手前まで来ていたと言ってもおかしくないだろうもう。すんでのところで食い止め、もう二度と起こさないと人類は誓ったはずだ。 しかし2001年。歴史は繰り返すと言うのか・・・ 過去の経験に倣うなら今回もし戦争が勃発するとなると核の使用は避けられないだろう。となると大戦末期に2回しか使わなかった2次のものとは比べ物にならないだろう。
考えただけでも恐ろしい。世界大戦だけは何とか回避せねばなるまい。そうするためにはいくつかの約束事があると思う。 まず第一に、今回の事はアメリカに一任してしまった方が良いのではないか。小泉首相は「アメリカを全面的に支持する」と言っているがこれが一握りの悪を成敗すると言う事なら僕も反対しないがアメリカが「戦争だ!」と断言している以上国家間の紛争になるのは避けられない。すると中東側はアメリカに肩入れしている日本にも悪感情を持つのは間違いないだろう。戦局が日本にまで広がる可能性が出てくる(これはなにも日本に限った話ではないが)。とりわけアメリカと一番仲のいい日本は「第二の標的」にされかねない。ここは支持という形ではなくしばらくは自体を静観していた方が良いのかもしれない。 アメリカには自国だけでも何とかなるほどほ充分な軍事力があるのだから。 そしてアメリカにも人道的、平和的解決を望みたい。ただヒステリックな対応をする事だけはやめてほしい。憎しみはまた新たな憎しみを呼ぶだけだ。それでは何も始まらない。きちんとした考えのもと、しかるべき処罰を求める。
こんなことを考えなければならないなんてほんとに悲しい。恒久的な平和の復活を切に願う。
橋本繁久
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