Shigehisa Hashimoto の偏見日記
塵も積もれば・・・かな?それまでこれから


2001年07月23日(月) 27時間の死闘(前編)

27時間テレビついに、終わった・・・今年は「笑い」メインという事で近年のジャーニーズ拠りかかりっぱなしなものよりかは相当に質の高いものになった。
同時に各芸人の隠された特性や特徴を見受けられることができたのは収穫であった。早速コーナーごとに批評を入れて27時間テレビを総括したいと思う。

●OP
 最初は女子アナ+とんねるずでスタート。ベタな落ちだったけどだけど、つかみとしてはOKかな。じきににキャイ〜ン、ネプチューン、ココリコが合流。とんねるずはそれぞれテレビ局の社員の格好をして企画会議という設定だったが、とんねるずはキャラものやらせると強いね。まさに水を得た魚。やりたい放題の石橋、ノリさんも自由にやってる感じでなかなかだった。ただ、DonDokoDonの山口を入れてモノマネをやらせたのは逆効果かもしれない。山口のモノマネが余りにも受けすぎて27時間の通しのメンバーが目立たないという事態が起こったからだ。ウドの「ルパン三世やりまーす」なんて見てられなかったもん。

●オールスター
 未見。噂によると選手にインタビューするたびに芸人と絡ませていたらしいがそれがすごく悪評だったみたい。

●9:00〜10:00のコーナー(名前知らず)
 企画会議の続き&今回の通し企画の紹介、という形。感想はOPとほぼ同じだがユースケの食べ物コーナーで入札している人を尻目に食べてしまう、という手はネタとして使い古されている感があるためやや興ざめだった。

●ダウンタウンのお笑い能力開発ゼミナール
 待ってましたの企画。結論から言わしてもらえば「予想していたものとは違って」面白かった。本来なら松本の解答で大笑い、と行きたいところだが意外にも松本はスベリまくり。あまりのことに浜田が「(解答は)一番最後じゃなくてもいいですよ」と救いの手を差し延べたりしたが(この提案に松本は本気で浜田に感謝していたな)それでもダメ。しかしそれがかえって新鮮な感じを受けた。解答者が多すぎて各人の密度が余り濃くなかったのが残念だがそれ以外にもしっかり笑いを取る板尾、変なタイミングで自分が笑点の山田くんのポジションだと気づく鶴瓶など笑うポイント満載のコーナーだった。個人的にはもう少し持ち時間を長くしてほしかったなあと思う


●さんまと中居
 とあるボロアパートという感じのセットを組んで、さんまと中居のフリートーク。グダグダ感いっぱいという感じだったが、こういう長丁場の番組は視聴者も疲れるからこの雰囲気も時間帯を考えれば納得。さんまのパワーに中居が終始押され気味だったのが気になった。

●裏めちゃイケ
 ナイナイは今回も損な役回りだったな。深夜という事である程度は仕方ないとしても、あの「エロ・グロ・ナンセンス」はねえ・・・
女性はもちろん男性も引くよ。それに芸人が多すぎてナイナイの魅力がほとんど出ていなかったのも問題。最後のほうで「マジオネア」で返すあたり、めちゃイケらしいけど元々がプライベートばらしという素直に笑えない企画なので爆笑とまではいかなかった。誠に残念。ただ矢部が途中で開き直って芸人根性を見せ付けたのはナイス。

●大嵐さん
 ウッチャンオンリーということだったがこの人も今回は不遇だった。まあ、「配慮」するのは当然だし仕方がないでしょう。長い時間27時間テレビに関わっていたのに出番がほとんどなしというトホホ感がウッチャンの顔とフィットしせいたのはよかった。


橋本繁久

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