| 2003年09月17日(水) |
向かっている方向は間違っていない |
今朝の西武池袋線は、いつもの通りの人の混みようで、昨日の脱線事故が ウソのようです。帰路を絶たれた人も多かったようですが、それにも 関わらず、平静を保っているようで、いささか違和感もあったり。
それはさておき、自民党総裁選が近づいてきました。 選挙好きな小泉さんは、これ幸いに抵抗勢力と裏で手を結んでいるよう。 言い代えれば、うまく自陣に取り込んでいるようです。相手からすると 小泉さんをうまく使おうと考えているのでしょうが、使おうと思って いた方がうまく使われる結果となりそう。
政治は結果が大事ですから、まずは政権政党であること、次に実行できる 能力、つまり実行力のあることが望まれます。言いっぱなしではダメです。 至るところに既得権益を持った人がいますから、それらの人を動かす必要 があるわけです。仮にそれらの人たちが自分に賛同しない人たちであれば、 何らかの手段を使って自陣に取り込む必要があるわけです。そのひとつの 手段が総裁選挙。相手の動きがよく分かるからね。
踏み絵を踏ませて、味方か敵かを明確にするんです。 (「踏み絵」というのは、キリスト教信者にキリストの絵とかマリアの絵 とかを踏めるかどうかを試したものですが、本来のキリスト教は偶像宗教 ではありませんから、キリストの絵に拘るものではないんですけどね。 ある意味、日本には間違ったキリスト教が輸入されたのかもしれません。)
政策を実行するために自分をかなぐり捨てるのはいいことだと思います。 自分の利益を獲得するために走り回っているぶざまな政治家に比べれば、 月とすっぽん。決めたことは必ず実行するなんて古い習慣は捨ててしまい、 何が大事なのかを時勢に応じて変化させることが大事だと思います。
政治家はよく「大局観」という言葉を使うくせに、少々の変化にも対応を 拒む習性があります。自身の信頼が失われるから。選挙民から約束を破った と思われるから。それが怖いから、いい変化であっても阻止しようとする。 大局観を持てば阻止なんかはもってのほかのはず。
従来通りではいけないんです。従来通りでは。 特に政治は従来通りに長年浸かりすぎていましたからおかしくなりました。 それを壊そうとしているのが小泉政治。既得権益を許してしまうシステムを 改善し、然るべきところへ利益が流れていく仕組みを作り直そうとして いるわけですから、お金を使わなくてもお金が回っていくようにしようと しているわけです。お金が回るようにお金を使うのではなくて、お金が回る ような仕組みに変えるのが趣旨です。官が握っていたお金を民へ移して しまおう、中央が握っていたお金を地方に回そうというのがその手段です。
要するにお金の循環を重視した政策なのです。 お金を投入すれば景気が良くなると主張する人とは対極をなすものです。 資金がジャブジャブでもお金の還流がなければ不景気と言えます。 低金利も限度を過ぎれば日銀の金融政策(金融緩和)も無意味。 これを流動性の罠といいます。借りる人もいないような不景気だけども、 だからといって低すぎる金利はそれ以上引き下げられなくなっていますから 日銀の手がなくなってしまうことです。
よどんだ雰囲気に活力を入れようとする政治を目指しているのが小泉内閣 であり、その本人ですから、不信感を抱かなくてもお金を使える社会に してもらえれば、景気もきっと良くなると信じています。
向かっている方向は間違っていないと思っています。 個々の問題はあるにしてもね。
はい。今日は晴れのち曇り。(東京地方)
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