しむちゃんのつれづれ日記
文字サイズは「中」が最適なようです。

2003年09月08日(月) 歪んだ政治に戻すな

ただ今、栃木県黒磯にあるブリジストンの工場が大変なことになっています。
火事で延焼しています。黒煙がすごいです。

ここはバス・トラック・乗用車のタイヤを生産していますが、タイヤの煙は
すごく臭くて、少々の煙でもムカついてきますが、火災で焼けているタイヤの
煙は、ムカつきを越えて、嗚咽感を覚えます。じっとしていられません。

自分の卒業した高校のグラウンド側にもブリジストンの久留米工場があり、
風の具合によっては、校舎の方へ臭いが漂ってきました。授業中であれば、
臭いの方へ気が行ってしまい、授業を受ける気にもならないほど。通常レベルで
これほどですから、火災ともなると尋常ではありません。

被災地の皆様方、お見舞い申し上げます。
くれぐれも煙は吸わないように気をつけて下さい。

さて今日は自民党総裁選の立候補者が決まりました。

景気が悪い時は積極財政。
景気がいい時は緊縮財政。

これは常識と高村氏が言い、それを亀井氏や藤井氏が支持しましたが、バブルが
崩壊して何年の間、積極財政をしてきたのか、全く反省をしていません。
なんで個人資産が1400兆円にもなっているのか、分かっていません。
(正直言って、あの崇高な高村氏がこう主張するとは思いもしませんでした。)

景気が悪ければ政府が積極財政を進めるのはケインズ政策。
これが効かなかった原因を蔑ろにして積極財政を進めるのは全くの愚策。
ムダな投資を無くせと言っている割りにはムダな財政を推し進めようとしている
候補者たちの考えには疑問を抱かずにはいられません。

景気が良くなるためには、将来の不安のない基盤の上に立って、お金を使える
環境ができなくてはなりません。明日のメシを食べるために、今日のメシを
ケチっている状況です。明日のメシが不安なのです。個人資産の増加が頭打ち
なのは、貯蓄に限度がきたからです。取り崩しをしないと生活できなくなって
きているからです。収入が減ってきたからです。

しかしながら、収入が増えれば支出は増えるかというと、現状レベルよりは
増えるかもしれませんが、それよりも貯蓄が増えることにつながるでしょう。
つまり、死んだお金が貯まるばかりで、生きたお金にならないということです。

貯蓄は将来を考える時には個人にとっては良い行動ですが、全体からすると
通貨の還流を止めてしまう、つまり信用創造を収縮させてしまうという悪い
方向であり、これが合成の誤謬になってしまいます。繰り返して言いますが、
ひとりひとりにとってはいいことでも、国全体としては悪い方向です。

お金が流れて行かないと、景気は良くなりません。これが経済の常識。
お金が流れて行かない原因を取り除くことが、将来の景気回復に繋がる。
これをやっているのが小泉内閣。(実行できているかどうかは疑問ありますが)

国民にやさしい言葉をかける人は、実は将来国民を苦しめることを言っているの
です。これに気付くかどうか。総理としての大局観を語るのならば、短期的な
視点での甘い言葉をかけるのではなくて、将来にわたって安心して暮らせる
国作りをしようとしてくれる人を選びたいもんです。

目の前のニンジンに甘えてばかりいては、いずれはそのニンジンは尽きて無く
なる運命から逃げ続けなければなりません。自分では解決できないから政府に
頼らざるを得ないから国会議員のところに駈け込むことになる。これが地方の
実態。公共事業頼みであった地方の悲しいところです。都市で稼いだ源泉を
地方が食い潰している構図です。いつまでもこれを聞き入れているのでは日本の
将来は真っ暗です。納税の不公平感はここにあります。

あんまり言うと、殴られるだけでは済まなさそうですからこのへんで止めて
おきますが、より公平な税金の利用を目指すならば、地方出身の国会議員は、
地方の甘えを丸のみするのは止めなければならないし、地方の人々も自分の生活
のみならず、ヨソの人々の生活も悪くしていることを自覚しなければなりません。

地方が悪いということをいっているのではなくて、なんで地方は収益を上げる
ことができないのか。ここを考えてあげることが政治家としての責務ではないだ
ろうかと思うわけです。お金が無いからお金をあげるのならば、それはまるで
社会主義と同じです。歪んだ平等観です。政治がそれを肯定してはならない。

どうも高村・亀井・藤井の候補者3名は、歪んだ自民党政治を象徴しているよう。
歪んだ日本をさらに歪ませてもいい方は、この3名から選出して下さい。
と、思ったりしています。

はい。今日は曇り。(東京地方)


 < 過去  INDEX  未来 >


しむちゃん [HOMEPAGE]

My追加