しむちゃんのつれづれ日記
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2003年02月17日(月) 日本政府の態度

遅まきながら今日覚えた言葉。悪の枢軸=axis of evil

さて日本の態度は14日の国連でのアメリカの報告を持って判断するという
ものでしたが、当日のアメリカの報告は明らかな証拠の提示ではありません
でした。

日本政府が明確な態度を表明できないのは何故か。
それは先日にも申しましたが、日本はアメリカの統治国家であるから。
いまだに敗戦国のレッテルは払拭されていません。

攻撃反対の表明をした時点で、北朝鮮の恐怖からの保護が得られなくなる。
日本の危険はイラクよりも北朝鮮の方が圧倒的に高い。だから武力を行使
できない日本はアメリカに守ってもらうしか方法がない。日本が自衛権を
行使するには北朝鮮が日本を攻撃しないとダメだからね。でも攻撃を受けた
時点で日本は大きな影響を被るわけだから、アメリカの圧力を利用した攻撃
抑止力を期待するしかない。そういう意味では日本は北朝鮮にとって武力の
点での脅威はない。日本からの先制攻撃はないんだから。しかも核攻撃も
ない。はっきりいってなめられています。

それでも日本は甘んじて受け止めるしかない。
攻撃の危険性を判断するのに時間のかかる日本は、いざとなった時の機動力
が遅いと予想されます。だからといって情報収集を率先してやれるわけでも
ない。敵国を想定してシュミレーションをすることすらも禁じられている。
(実際はこっそりやっていると思いますけどね。)

アメリカのシュミレーションでは、沖縄や本土からアメリカ軍を撤退しても、
3日以内には北朝鮮を制圧できるとしています。ということは仮に日本が
アメリカ軍を日本から追い出す方向で背いてきたとしても、お前ら勝手に
すればと冷たい態度をしてくると考えられます。しかも日本ができないと
見るやいなや、アメリカが手を出してさっさと制圧してしまい、日本に対し
「ほらみたことか」
と突き放すことも考えられ、結局はアメリカ無しでは自国も守れない弱い
国なんだと思い知らされる羽目になる。お前はどうせ何もできないんだから
黙ってアメリカについてくればいいとね。日本への無言の牽制です。

そんな中で日本政府も考えているわけですよ。
アメリカから見離されないように。そして世界から見離されないように。
その両立をするにはどうしたらいいのか。日本政府が態度を保留している間
にイラク攻撃がなくなるのが一番期待されるストーリーでしょう。仮に世界
の反戦の動きに反してアメリカが動き出したら日本政府は世論に反して支援
に動くでしょう。イラクの次は北朝鮮だからね。そうした時の日本政府の
対応がみものです。かなり国内外から批判されると思うからね。

外務省の官僚はあーだこーだ言いながらも結局自身を守る方向に走るので、
つまり自身が悪者にはなりたくないから逃げ道を作っているでしょうから、
そこは政治の腕の見せどころです。逃げないでね。小泉総理。

でもアメリカが単独でイラクを攻撃するような時は、決して戦場に自衛隊を
送り出すことのないようにして欲しい。あくまで戦後処理に留めてね。
手薄になった時に北朝鮮が動き出したら大変だからね。騒がしい時には
じっと我慢して下さい。頼みます。近所のおじさんは様子を伺っています。

政府の態度保留姿勢は、苦しいながらも正しい判断だと思います。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)


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