しむちゃんのつれづれ日記
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2002年09月30日(月) イヤでも来てしまう期末

期末は好き嫌いに関わらず来てしまいます。
当たり前っちゅーたら当たり前のことですが、これが来なかったら
決算もしなくていい。でも時代の流れとしては四半期ごとになって
くるのかな。決算は。投資家向けの情報公開として。

多くの上場企業にとって今日という日は、自社の株価がどうなるか
気になる日。今日の終値をもって自社の資産価値が決まります。
でも決算上の興味は保有株の株価。これが簿価割れしていると
評価損を計上することになります。いまだに原価法を採用している
企業には関係の無いことですが、それでは含み損(表面上、損失が
出てこない損失のこと)がどれだけあるのか分からないので、企業を
評価する上で投資家が困ります。銀行なんかがずーっとそうしてきた。
逆のこともあるわけで、含み益がどれだけあるのかが分からない。

資産を時価評価することが企業をすべて表現することになるかどうかは
疑問もあります。というのも、全ての投資家が企業を正しい判断で
評価しているかどうかが疑わしいからです。

いわゆる投資家の中には「投機家」と言われる人たちも含まれます。
投機家は儲けることが至上命題の集団。儲けるためには手段を選ばず
テクニカルな方法やら心理的な方法を使ってシロウト投資家をある
落とし穴に落とし込んで、自分たちが利益をこうむるように仕掛ける、
規模は違いますが、いわゆる投機筋とかヘッジファンドとかに代表
されるものです。

年金の運用なんかもそのひとつになってしまいます。
世界中の年金ファンド(マネージャー)がターゲットとする銘柄を
いつも探しています。期末の大株主なんかを見ていると、それが
よく分かります。日本の持ち合いのような長期保有を目的とした
海外の投資家はごくまれ。海外企業の情報は見えにくいから。

本来の投資家というものは長期投資をすべきもので、短気的な利益を
追求する人も投資家じゃなくて投機家の範疇に入ります。その意味では
デイトレーダーも投機家。街に出回っている投資情報本のほとんどは
投機を目的にしている。つまり短期的で表面的なもの。決して企業の
体質やら本来の姿を反映させていません。あくまで株価の動きだけを
どう見るかに注力していて企業評価などは2の次。

というわけで投機家に翻弄される期末日。
経済財政担当大臣と金融担当大臣が兼務で竹中氏に決まりました。
政府と日銀の連携がうまくいっていなかったという反省から決断したと
小泉首相は述べていますが、本当にその通りです。反対の意見を平然と
述べていたあの組み合わせは変更して正解だと思います。今回の人事。
平蔵君、がんばって欲しいですね。マーケットは瞬間的に反応しました。

はい。今日は曇りときどき雨。(東京地方)


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