しむちゃんのつれづれ日記
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2002年08月15日(木) 話題になっている長野県知事選挙ですが

田中康夫氏の対抗馬となっている長谷川敬子氏は、いろんな意味で
今回の選挙戦を県民(あるいは全国)に意識させてくれる人かと思います。

そこで気になるのは最大派閥の県政会。あそこはどうやら長谷川氏を
推すつもりがあるようです。もしそうだとしたら長谷川氏は不本意で
しょうが、ここにはこの会派の意図が見え隠れしています。

というのも、田中氏の時にはどうしても動かせなかったダム問題。
これを実現させるためにはガンとして動かなかった田中氏よりも、
ある意味操作できるであろう長谷川氏の方が都合がいいということです。

都合がいいというのは言い方が悪いかもしれませんが、何にも知らぬ
長谷川氏をいいように使う、動かすことができると腹の中では思って
いるんじゃないでしょうか。つまり軽く見られているんです。彼女。

草の根運動が大事と田中氏と同じことを言っているようですが、知事に
なっても田中氏以上に県民に近づいた動きをするならば、恐らく手続き
やら段取りの点で当面は劣るでしょう。でもい経験によりその点を改善
したとして、県民とは誰をターゲットにしているんでしょうか。

田中氏は老若男女関係なし。でも長谷川氏は中間層しか見ていないように
思えますし、明確な政策が見えてこない。ということは、もし彼女が
知事に選ばれたとしても田中氏との比較の点ではどうしても劣ってしまい
落胆を県民に覚えさせるんじゃないでしょうか。少なくとも圧倒的な
県民の支持とまではいかないんじゃないだろうか。

長谷川氏は田中氏のことをを県議会に否定された退場すべき人と言って
いるようですが、これは長野県議会を肯定しているということ。
つまりダム賛成派ということ。であれば、そのダムの必要性について
田中氏の考えは間違っていたということを論理的に説明をし、知識人を
巻き込んで展開していく必要があると思います。

でないと、単なる前知事批判に終わってしまい、知事に出馬する動機が
見えてこないし、この人に期待することは何なのかを県民が判断できない
ということにもなります。だってダム問題以外は県議会は田中氏の政策には
反論していないわけですから。争点はダムの可否以外ににはなりえない。

そのあたりの認識が不充分であれば、きっと彼女は今回の出馬に悔いを
残すことになるんじゃないかと危惧しています。彼女のブレーンにその
あたりを進言するい人がいればいいんですが。

彼女は自身を誰からも縛られない人間と言っておりますが、周りはそうは
思っていないんじゃないでしょうか。こいつは強く言えばきっと折れて
しまうぞ、と思われているんじゃないでしょうか。

今回の長野県知事選は民意と議会とのねじれにより起こった珍しい事件。
県議会も自分たちの力は県知事以上だと勘違いしているでしょうから、
自分たちの不利益になるような県知事はどんな人であれ不信任することに
なるでしょう。そんな勘違いをするような県議会のほうが異常なわけで、
それに同調する長谷川氏の認識を自分は疑っているわけです。

長谷川氏の知事選への出馬の動機はいったい何なんでしょうね?
長谷川氏と政策協定を結んで出馬を断念した花岡信昭氏についても同じで、
政策ありきではなくて、単なる批判じゃないでしょうか。

突き詰めてみると、田中氏の個人的な行動以外は批判するところは無い
のではないでしょうか。自分はそう思います。もしそれが間違いであれば、
長野県の改革はありえません。旧態依然の古い体質と既得権益の確保が続く
でしょう。最悪のシナリオです。そうならぬように願うばかり。

はい。今日は晴れ。(東京地方)


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