しむちゃんのつれづれ日記
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2001年11月01日(木) 意外とみんな冷静だった

今日は職場の上1(係長職)以上を集めての会議でした。
われわれの今後を左右するであろう一大事を発表した時間でした。

それでもみなさん、思ったより冷静で、何の文句も反論も意見もなく、
会議は終了したのでした。会議の始まりの時間に、相手先の日本の
マネージャーから上司宛に電話がかかって来ましたが、上司は電話に
出る気が無いとのことで、仕方なく役員に呼びつけられて電話ができ
ないと居留守を使ったのですが、その相手の人、自分に対していろ
いろと言ってくるんです。言われたこちらは何も答えられないから、
(事情は知っていますが、担当の自分の口からは言えない)相槌を
打つだけで、とりあえず電話を切りましたが、なんともお互いの
本当の気持ちを伝えられないでいる上司とその相手の方との関係が
うまくいっていないことが伝わります。かといって、自分がその間を
取り持つのはご法度ですから、やりにくいったらありゃしない。

ま、冷静に考えて、相手先がこちらに付きつけてきた条件が常識的に
限度を越えていることもあって、しかもせっかく打ち合わせてある程度
合意してきた内容をいきなり都合のいいように変えてくるというんで、
こちらも感情的になっている感があるのは事実です。一度手を結んで
商売をやっていこうと提携した相手と手を切る段階になると、お互いの
エゴがぶつかりあって、終いにはお客さんに迷惑をかけてしまうことにも
なりかねません。われわれはそのことを恐れております。

でも、かといって自分たちが相手の条件を一方的に飲んでしまうことは
会社として不利益になることにつながりますからそれはできません。
出来ないことは出来ない。出来ることは出来る。そのやり取りの中で
お互いに譲り合うことを妥協といいます。最初っから譲り合うことでは
ありません。英語のcompromiseとは、そういう意味です。日本語の
妥協という言葉は、正しい日本語訳ではないかもしれません。

そのcompromiseの精神が相手先に見うけられないもんですからこちらは
怒っているのです。あちらの事情はある程度分かっているんですが、
お互いに会社に勤めている社員ですから、そこをなんとかうまくやって
いくしかありません。

そんな中で目の前に商売が見え隠れしておりますから、実害が出て
います。もう知らねーぞと諦めるわけにはいきませんので、とにかく
お客さんに迷惑のかからないようにうまくまとめていくしかありませんね。

会議が終わってみんなで飲みに行きましたが、多分そうだろうなと思って
いた大阪の担当部長は、帰りに新宿の愛人と思えるおね−ちゃんのところ
へ消えてしまいました。合鍵を自慢げに見せびらしながら。しかも山手線
の中で大きな声で「みほちゃん、今日は泊るからね」って周りに聞こえる
ように。そばにいて恥ずかしいったらありゃしない。(汗)わたしゃあ、
何事もなかったように池袋へ向かいましたけど。

はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)


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