『日々の映像』

2009年08月24日(月)  衆院選投票日まで5日



1、自民支持層、揺らぐ 日経世論調査、「比例で投票」75%どまり
                     2009年8月23日  日経
2、民主、圧勝の勢い 300議席超が当選圏 衆院選情勢調査
                      2009年8月23日  日経

 衆議院選の投票日まであと5日と迫った。選挙か確定した3週間前の世論調査と直近の世論調査の大きな変動がない。結論は報道2の通り「民主党圧勝による政権交代の可能性が強まっている」のだ。

 この可能性を最も感じさせる調査は、報道1の通り自民支持層で自民に投票するとしている人が75%に止まっていることだろう。しかも自民支持層の10%は比例では民主党に投票するといっている。自民首脳陣にこの流れを変える力が残っていない印象である。

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1、自民支持層、揺らぐ 日経世論調査、「比例で投票」75%どまり
                     2009年8月23日  日経
 衆院選を控え、自民党の支持基盤が揺らいでいる。日本経済新聞社が18日〜20日に実施した世論調査によると、自民党支持層のうち、衆院選の比例代表で自民に投票すると答えたのは75%にとどまり、10%は民主党に投票するとした。民主支持層の89%が民主に投票すると答えたのとは対照的だった。選挙戦の現場でも、支援者が盛り上がらないという嘆きが聞こえてくる。
 「関係団体もフルに動いてくれて、雰囲気もいい。なのに、世論調査の数字は悪い。どうしたらいいんだ」。東北地方の自民ベテラン候補は首をかしげる。
 世論調査では、内閣支持率は20%で7月下旬の緊急調査と同じだった。不支持率は9ポイント低い62%。民主党の支持率は38%で2ポイント低下し、自民党も29%で1ポイント下がった。ここ数カ月、この状況は続いているが「衆院選の投票先」を聞くと、支持率以上の大きな差がついてしまう。(21日 23:21)
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2、民主、圧勝の勢い 300議席超が当選圏 衆院選情勢調査
                      2009年8月23日  日経
 日本経済新聞社は30日に投票日を迎える第45回衆院選を前に全国世論調査を実施し、情勢を探った。全480議席のうち民主党は小選挙区と比例代表を合わせて単独過半数(241議席)を突破、300議席超が当選圏に入っている。自民党は100議席弱の当選圏にとどまっており、公示前勢力(300議席)に比べ議席を半数以下に減らすのは必至の情勢。民主党圧勝による政権交代の可能性が強まっている。
 全国の有権者約21万人を対象に約11万人から有効回答を得た。取材も加味して情勢を読み取ったが、300小選挙区で24%、180の比例代表で17%がまだ投票先を決めていない。投開票日に向け流動的要素も残っている。(21日 07:00)







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石田ふたみ