2009年06月27日(土) |
米の新型インフル感染者、延べ100万人に CDC推計 |
報道 米の新型インフル感染者、延べ100万人に CDC推計 2009年6月26日 日経 米:医療業界の暴走 2009年6月18日 日々の映像から
米国社会の疑問は、軍事費と医療費だろう。米国の医療費は6月18日に記述したように高額で194兆も使っている。日本は4人家族で平均すると112万円の負担であるが、米国の場合は232万円の負担である。少々の発熱ぐらいで医者に行けない大衆が人口の2割以上存在している。やや大げさに言えば、オバマ米大統領演説の通り「米国社会が医療費で破産する可能性」があるのだ。
前記の通り、米国では医療費が高いことから高熱などの症状があっても病院に行かない場合が多いのだ。このため米疾病対策センター(CDC)の医師は「確認できた例は氷山の一角だ」と以前から指摘していた。今回米疾病対策センター(CDC)は、「米国での新型インフルエンザの感染者が延べ100万人に達した」との推計をまとめた。公式には2万人、推定の感染者は「延べ100万人」というからどうにもならない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 米の新型インフル感染者、延べ100万人に CDC推計 2009年6月26日 日経 【ワシントン=弟子丸幸子】米疾病対策センター(CDC)は25日、米国での新型インフルエンザの感染者が延べ100万人に達したとの推計をまとめた。米ジョージア州で開かれたワクチンの専門家会合でCDCが報告したとAP通信が伝えた。推計値は統計モデルで算出したという。 CDCによると、これまで検査で確認した感染者(感染の疑いが濃厚な人を含む)は約2万8000人で、100万人とは大きな開きがある。米国では医療費が高いことから高熱などの症状があっても病院に行かない場合が多い。このためCDCの医師は「確認できた例は氷山の一角だ」と以前から指摘していた。(19:21) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2009年06月18日(木) 米:医療業界の暴走 報 道 オバマ大統領、医療保険「いま改革しないと米国がGMと同じ道」
6月16日ブログで「食糧高騰―市場の暴走」の記述を2008年4月18日の日々の映像から引用した。 http://ameblo.jp/syogai1/entry-10281462237.html
米国の医療業界も経済活動と同じく暴走しているように思える。米国の自由主義の国家運営が大きな危険をはらんでいると言わねばならない。 一例を挙げれば米国の医療費の額である。報道のとおり米国の「医療費は年2兆ドル(約194兆円)を超す」のである。
・米国の人口3億3500万人÷日本の人口1億2600万人=2.7倍 ・米国の医療費194兆円÷日本の医療費35兆円=5.5倍 (注:日本の医療は介護を含めた概数である) ・1人当たりの医療費(子どもを含む) 米国 58万円(194兆0000億円÷3億3500万人) 日本 28万円(35兆0000億円÷1億2600万人)
日本は4人家族で平均すると112万円の負担で、米国の場合は232万円の負担である。オバマ米大統領は演説を引用したい。 「医療保険のコスト(膨張)は米経済の脅威だ。ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーの経営危機は従業員向けの医療保険(コスト増)が主因だった。改革をいま実施しなければ米国がGMと同じ道を歩み破産する」語っている。 米国社会は医療費で破産する可能性・・・すなわち、多くの分野で利益至上主義の暴走があるといわねばならない。 http://www.enpitu.ne.jp/usr2/bin/day?id=22831&pg=20090618
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