『日々の映像』

2009年03月19日(木) 2月の粗鋼生産、前年同月比44.2%減

2月の粗鋼生産、前年同月比44.2%減で過去最大の落ち込み
報道
1、2月の粗鋼生産、41年ぶり低水準 44.2%減で過去最大の落ち込み
                      2009年3月18日 日経
2、2月の粗鋼生産、44.2%減 減少率、3カ月連続最大
                 2009年3月18日20時20分朝日新聞
3、粗鋼生産前年同月比37.8%減のショック
                  2009年2月19日  日々の映像から

 資料3の通り1月は年同月比37.8%減であった。2月が更に44.2%減という凄まじさである。3月に入って更に高炉の運転中止があるので、3月の実績は前年比で50%前後の減少となるようだ。「鉄は国家なり」という言葉がある。鉄の需給データが経済活動の基本を示すからだと思う。

ともかく、米国発金融危機が発端となる大不況は、ここ50年来経験したことの状況が展開されることになった。ここでは、前年比の減少をメモして置きたい。

2008年12月前年同月比 27.8%減
2009年1月前年同月比  37.8%減
2009年2月前年同月比  44.2%減の547万5千トン

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1、2月の粗鋼生産、41年ぶり低水準 44.2%減で過去最大の落ち込み
                      2009年3月18日 日経
 日本鉄鋼連盟が18日発表した2月の粗鋼生産(速報値)は前年同月比44.2%減の547万5000トンだった。1968年6月の545万6000トン以来、およそ41年ぶりの低水準となった。減少率は1月の37.8%減を上回り、2008年12月から3カ月連続で過去最大を更新した。前年実績を下回るのは5カ月連続。需要減を受けた鉄鋼各社の減産の影響がさらに強まった。(18:35)

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2、2月の粗鋼生産、44.2%減 減少率、3カ月連続最大
2009年3月18日20時20分朝日新聞
日本鉄鋼連盟が18日発表した2月の国内粗鋼生産量は、前年同月比44.2%減の547万5千トンになった。景気減速で自動車や建築など主な顧客向けの需要が急減しているためで、単月ベースでは、68年6月(545万6千トン)以来の低水準。減少率は、記録が残っている49年以来最大で、昨年12月から3カ月連続で過去最大を記録した。
 1月(前年同月比37.8%減)から減少幅が拡大した主因は、粗鋼生産全体の8割を占める「転炉鋼」の減産。新日本製鉄やJFEスチールなど高炉メーカーによる生産だが、1月の前年同月比35.3%減から、2月は同48.4%減に前年割れが拡大した。
 高炉の休止が、JFEの西日本製鉄所倉敷地区(岡山県倉敷市)の1基だけだった1月に対し、2月は、同福山地区(広島県福山市)と新日本製鉄大分製鉄所(大分市)の各1基が加わった結果、減産幅が拡大した。
 3月は、新日鉄君津製鉄所(千葉県君津市)の1基の休止が加わることから、減産幅は更に拡大する可能性が高い。

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2009年02月19日(木) 粗鋼生産前年同月比37.8%減のショック
                     米国発 金融危機関連情報から

1、1月の粗鋼生産637万トン、減少率は過去最大の37.8%
                      2009年2月18日  日経
2、粗鋼生産:37.8%減 過去最大の落ち込み
                      毎日新聞 2009年2月18日

 昨日書いたようにGDPが120兆円(21%)近く減少する趨勢なのだから、粗鋼生産前年同月比37.8%減は驚く必要もないのだか、数字で示されるとその深刻さを改めて思い知らされる。
日本鉄鋼連盟が18日まとめた1月の粗鋼生産量は637万トンと、前年同月から37.8%減少した。前年実績を下回るのは4カ月連続で、減少幅は過去最大だった

2008年12月前年同月比 27.8%減
2009年1月前年同月比  37.8%減

品種別の減少をメモしよう。
1、造船などに使われる厚板が2.5%増の115万トンと堅調だった
2、自動車や家電など幅広い用途で使われる広幅帯鋼が50.4%減の206万トンと半減。
3、自動車の車体などに使われる亜鉛めっき鋼板も50.3%減の66万トンと大きく落ち込んだ。
 上記の通り家電と自動車の生産は半減している現実を直視しなければならない。


報道
1、2月の粗鋼生産、41年ぶり低水準 44.2%減で過去最大の落ち込み
                      2009年3月18日 日経
2、2月の粗鋼生産、44.2%減 減少率、3カ月連続最大
2009年3月18日20時20分朝日新聞
3、粗鋼生産前年同月比37.8%減のショック
               2009年2月19日  日々の映像から

資料3の通り1月は年同月比37.8%減であった。2月が更に44.2%減という凄まじさである。3月に入って更に高炉の運転中止があるので、3月の実績は前年比で50%前後の減少となるようだ。「鉄は国家なり」という言葉がある。鉄の需給データが経済活動の基本を示すからだと思う。

ともかく、米国発金融危機が発端となる大不況は、ここ50年来経験したことの状況が展開されることになった。ここでは、前年比の減少をメモして置きたい。

2008年12月前年同月比 27.8%減
2009年1月前年同月比  37.8%減
2009年2月前年同月比  44.2%減の547万5千トン

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1、2月の粗鋼生産、41年ぶり低水準 44.2%減で過去最大の落ち込み
                      2009年3月18日 日経
 日本鉄鋼連盟が18日発表した2月の粗鋼生産(速報値)は前年同月比44.2%減の547万5000トンだった。1968年6月の545万6000トン以来、およそ41年ぶりの低水準となった。減少率は1月の37.8%減を上回り、2008年12月から3カ月連続で過去最大を更新した。前年実績を下回るのは5カ月連続。需要減を受けた鉄鋼各社の減産の影響がさらに強まった。(18:35)

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2、2月の粗鋼生産、44.2%減 減少率、3カ月連続最大
2009年3月18日20時20分朝日新聞
日本鉄鋼連盟が18日発表した2月の国内粗鋼生産量は、前年同月比44.2%減の547万5千トンになった。景気減速で自動車や建築など主な顧客向けの需要が急減しているためで、単月ベースでは、68年6月(545万6千トン)以来の低水準。減少率は、記録が残っている49年以来最大で、昨年12月から3カ月連続で過去最大を記録した。
 1月(前年同月比37.8%減)から減少幅が拡大した主因は、粗鋼生産全体の8割を占める「転炉鋼」の減産。新日本製鉄やJFEスチールなど高炉メーカーによる生産だが、1月の前年同月比35.3%減から、2月は同48.4%減に前年割れが拡大した。
 高炉の休止が、JFEの西日本製鉄所倉敷地区(岡山県倉敷市)の1基だけだった1月に対し、2月は、同福山地区(広島県福山市)と新日本製鉄大分製鉄所(大分市)の各1基が加わった結果、減産幅が拡大した。
 3月は、新日鉄君津製鉄所(千葉県君津市)の1基の休止が加わることから、減産幅は更に拡大する可能性が高い。

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2009年02月19日(木) 粗鋼生産前年同月比37.8%減のショック
                     日々の映像から

1、1月の粗鋼生産637万トン、減少率は過去最大の37.8%
                      2009年2月18日  日経
2、粗鋼生産:37.8%減 過去最大の落ち込み
                      毎日新聞 2009年2月18日

 昨日書いたようにGDPが120兆円(21%)近く減少する趨勢なのだから、粗鋼生産前年同月比37.8%減は驚く必要もないのだか、数字で示されるとその深刻さを改めて思い知らされる。
日本鉄鋼連盟が18日まとめた1月の粗鋼生産量は637万トンと、前年同月から37.8%減少した。前年実績を下回るのは4カ月連続で、減少幅は過去最大だった

2008年12月前年同月比 27.8%減
2009年1月前年同月比  37.8%減

品種別の減少をメモしよう。
1、造船などに使われる厚板が2.5%増の115万トンと堅調だった
2、自動車や家電など幅広い用途で使われる広幅帯鋼が50.4%減の206万トンと半減。
3、自動車の車体などに使われる亜鉛めっき鋼板も50.3%減の66万トンと大きく落ち込んだ。
 上記の通り家電と自動車の生産は半減している現実を直視しなければならない。

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石田ふたみ