『日々の映像』

2008年12月31日(水)  日々の映像:今日で4380回目の記述となる


 今日は大きな区切りの日である。1997年1月1日から書き始めた日々の映像が今日で4380回目の記述となった。書き始めたのは57歳の時でそれから12年の歳月が流れて69歳になった。書き始めた頃から20年間は書き続けようとのイメージが固まっていた。それから12年が過ぎた今日になると、あと8年は書き続けられる感じである。

 日々の映像を書き始めた動機の質問を受けることがある。今から12年前といえばバブル社会が崩壊し大手証券会社・銀行が破産した時代である。私の知人で破産に追い込まれた人が多くいた。これら激動の時代に身を置いて私なりに
「社会に関する基本認識に根本的な誤りがあると、企業であれば倒産、個人であれば破産に追い込まれる」と感じ取ったのである。

 そこで書き始めたのが日々の映像と題する短文エッセイである。「日々の社会の動きに対してあなたはどう思いますか、わたしはこのように捉えます」という記述スタイルで書き続けて来た。次の目標は8年後で、20年間で7300回の日々の映像を書き終えた時は、なんとも言えない充実感に浸ることが出来ると思う。

 ここでモナリザを描いたルネッサンスの偉人・万能の天才、レオナルド・ダ・ヴィンチの有名な言葉を引用したい。

     「充実した人生は長い
     充実した1日はいい眠りを与える
     充実した人生は静寂な死を与える」

「あたかも良く過ごした一日が、安らかな眠りをもたらすように、
     良く生きられた一生は、安らかな死をもたらす」


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石田ふたみ