2007年12月24日(月) |
中小企業基盤人材確保助成金 |
生涯青春の会の会員で少人数事業をしている人がいるので、一つの情報のキッカケとしてマイミクのフレンチフリゲートさん http://mixi.jp/show_friend.pl?id=688599 のNLS事務所報、中小企業基盤人材確保助成金(助成金:年収はいくら?) http://nlsroumu.blog102.fc2.com/blog-entry-59.html を引用します。 この記録はエンピツにも収録しました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 助成金:年収はいくら? 2007年12月22日(Sat) 助成金 中小企業基盤人材確保助成金
この助成金はどうすればもらえるか、手っ取り早く言うと、
1、新しく事業を始めた 2、その事業に300万円設備投資した 3、その事業のために年収350万円以上の人材を雇った
というものです。2と3のクリアにはイロイロな喜悲劇が繰り広げられますが、今回は3の「350万要件」といわれるものに関してです。
言うまでもなく、支給申請は6ヵ月後350万円の半分175万円以上払ったことの証明を求められますが、当然払う前に「いくら払うのか?」という見込みをも求められます。
その見込みは350万円ギリギリというわけにも行きません。なぜかというと… 350万以上の年収のヒト(基盤人材)が1人なら良いのですが、これが複数になると差別を求められる場合があるのです。
例えば基盤人材Aの下に基盤人材BとCがつく場合、より責任の重いAのお給料がBやCと同等の350万円では、責任が重いのに給料が同等とはどういうわけだ、となるわけです。
しかし立ち上がったばかりの企業の場合、上の人物だからお給料が高い、とは一概に言えない場合が多いのです。責任が重いという理由だけでA氏の350万を400万、500万と上げると、6ヵ月後はどうなっているか分からないということで、それだけ払えない可能性もあります。
しかしたった3人の会社でも「組織図」を求めるお役所のことです。重責=高給というイメージが1人歩きしているのです。社長の給料ゼロで、社員の給料ウン十万という会社は現実に多々あります。それだけ社長は会社に捧げ尽くしているのです。そういう心情は助成金の要件には余り加味されません。
では年収400万だと半年で200万払わないと助成金は出ないのか?というのは基本的にはないといえます。しかし助成金はコロコロ変わる制度で、しかも細かいところは説明会に出ても分かりません。ここが「助成金社労士」が生きられる理由であるのは、社会の喜劇か悲劇でしょうか。 http://nlsroumu.blog102.fc2.com/blog-entry-59.html
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